これ誰?オスカー俳優が激変 リドリー・スコット監督『ハウス・オブ・グッチ』予告編話題
『エイリアン』シリーズや『ブレードランナー』などのリドリー・スコット監督が、ファッションブランド「グッチ」創業者一族の確執を描く『ハウス・オブ・グッチ(原題)/ House of Gucci 』(11月全米公開予定)の予告編が30日、公開され、主演のレディー・ガガをはじめアダム・ドライヴァー、ジェレミー・アイアンズ、サルマ・ハエック、アル・パチーノら豪華キャストが続々登場。なかでも、ジャレッド・レトー演じるパオロ・グッチのビジュアルに「信じられない変貌ぶり!」「オー・マイ・ゴッド!」など驚きの声が寄せられている。
本作は、グッチ一族創業者グッチオ・グッチの孫であるマウリツィオ・グッチが暗殺された事件を描く物語。原作は、サラ・ゲイ・フォーデンのノンフィクション「The House of Gucci: A Sensational Story of Murder, Madness, Glamour, and Greed」。暗殺を計画したマウリツィオの元妻パトリツィア・レッジアーニにレディー・ガガ、マウリツィオにアダム・ドライヴァーがふんする。
そうそうたる顔ぶれが集結した本作だが、なかでも注目を浴びているのがパオロ・グッチを演じるジャレッド・レトー。口ひげを生やし、頭頂部は丸刈り状態。顎周りにはたっぷり肉がついており、言われないとジャレッドだとわからないほどの変身ぶりが話題となっている。
ジャレッドは過激な肉体改造も惜しまない徹底した役づくりで知られ、『チャプター27』ではジョン・レノン殺害の実行犯であるマーク・デイヴィッド・チャップマンを演じるために30キロ増量。『ダラス・バイヤーズクラブ』では約18キロの減量を経て性同一性障害のエイズ患者を演じ、オスカー初ノミネートにして助演男優賞に輝いた。近年では、DCコミックスに登場する悪役が集結した『スーサイド・スクワッド』のジョーカー役での怪演が話題を呼んだ。(編集部・石井百合子)