城桧吏、緑黄色社会との対面に感激！初主演映画の主題歌は「何度も聴いても素敵な曲」

　俳優の城桧吏が4日、渋谷HUMAXシネマで行われた映画『都会のトム＆ソーヤ』の公開記念イベントに出席し、主題歌を担当した緑黄色社会のメンバーたちとの対面に感激の表情を見せた。この日は城と緑黄色社会（長屋晴子、小林壱誓、peppe、穴見真吾）と共に、城と劇中でバディを演じた酒井大地も出席した。

緑黄色社会のメンバーも登場！映画『都会のトム＆ソーヤ』公開記念イベント【写真】

　城が初主演を務めた映画『都会のトム＆ソーヤ』は、同名の推理小説シリーズを実写映画化した冒険ストーリー。類稀なサバイバル能力を持つ内藤内人（城）と、一大財閥の御曹司で学校一の秀才である竜王創也（酒井）の凸凹中学生コンビが、天才ゲームクリエイター集団「栗井栄太」が仕掛けるリアルRPGゲームのクリアを目指して、推理と冒険を繰り広げる。

　この日、主題歌「アーユーレディー」を担当した緑黄色社会と初めて対面した城。「初めて聴いたときに、内人と創也のことがすぐ思い浮かびました。この歌詞で映画の伝えたいことがわかるくらいで、何度も聴いても好きな曲。素敵です」と感謝の気持ちを込めて感想を述べる。酒井も「曲を聴いて初めて泣きました。大好きです」と城と同じく楽曲に感銘を受けた様子を見せた。

　ボーカルの長屋は「河合勇人監督から名指しで声かけしていただいて、本当にうれしくて」とオファーをもらったときのことを回顧。「好きなようにやってくれ、お任せするよって。心からワクワクする作品ですし、それをどう表現するか、みんなで考えて作りました」と制作過程を明かし、「夢に向かって何をするか、私自身もそういったことに対して億劫になる性格なのですが、この映画で一歩を踏み出すことの大切さを学びました」と語った。

　イベントでは映画の内容に絡めて、この夏準備したいことをお題にトークを展開。城は「今年は受験生なので、それに向けて準備したい」と明かしつつ、得意な科目を聞かれると「ないです。全部苦手で……」と照れ臭そうにコメント。本作が映画デビューだった酒井は「たくさんの作品に出られるよう、この夏は演技レッスンをたくさん受けて準備をしていきたい。方言は徐々に治ってきているのですが、早口や滑舌を治したいです」と意気込みを語った。（取材・文：名鹿祥史）

映画『都会のトム＆ソーヤ』は全国公開中