『ワイルド・スピード』火星進出もアリ!ローマン&テズ役俳優、続編2本に期待
映画『ワイルド・スピード』シリーズ屈指の名コンビであるタイリース・ギブソン(ローマン役)とクリス・“リュダクリス”・ブリッジス(テズ役)がリモートインタビューに応じ、初登場作『ワイルド・スピードX2』(2003)から最新作『ワイルド・スピード/ジェットブレイク』(公開中)までの18年間を振り返ると共に、次回作への期待を語った。
【動画】ローマン&テズが大気圏へ…『ワイルド・スピード/ジェットブレイク』予告編
ブライアン(ポール・ウォーカー)の幼馴染であるローマンとカーショップを経営していたテズは、ファミリーとして時間を共にするうちに友情を育み、今ではチームの中心メンバーとして活躍。シリーズ第9弾『ワイルド・スピード/ジェットブレイク』でも、二人の抜群のコンビネーションは健在だ。
18年テズを演じているリュダクリスは、「シリーズを重ねる毎に、テズの進化を見ることができたね。最初の頃は、ギャンブルで金儲けばかりしていたテズが、第4弾~第5弾で才能を発揮し、あらゆるガジェットを扱いファミリーを支えてきた。今じゃ戦闘もできるし、ロケットエンジン付きの車に乗ってしまうほどさ」とキャラクターの成長を実感。一方のタイリースは、ローマンのようなムードメーカー的存在で作品を盛り上げてきた。「とにかく人々を楽しませることを意識してきた。製作陣は比較的シリアスな展開を好むけど、俺は常に自分の個性を映画に投影したかったんだ。みんなが笑ってくれて、作品を楽しんでくれるようにね」
アーティストとして楽曲も発表している二人。リュダクリスは「タイリースとはカメラが回っていないところでR&Bやラップをひたすら聞いて、感想を共有し合っていたね」と撮影現場での様子を語り、タイリースも「ジョークを言い合ったり、何気ない会話を楽しんだ。リュダからたくさんインスピレーションをもらったよ」と笑顔。プライベートでもローマンとテズのような関係性を築いていったそうだ。
『ワイルド・スピード』シリーズは、第10弾と第11弾をもって完結となる。二人は今後の展開についてまだ何も教えられていないそうだが、「今のシリーズならどんなことだって起こり得る」とリュダクリス。「タイムトラベルだってアリだし、火星にだって行けるはず。とにかくクレイジーなことが起こり得るんだ」と続編2本への期待を膨らませる。
タイリースも「次は南アフリカに行きたいし、オーストラリアやまたアジアの国にも飛びたい。よりグローバルな内容にするため、あらゆることに挑戦したい」と続編についてコメント。将来的に『ワイルド・スピード』と他の映画のクロスオーバーも夢じゃないといい、「もしもクロスオーバーが実現するなら『トランスフォーマー』(タイリースの代表作)を選ぶかな。車やトラックが変形するんだから、絶対楽しいよ」と笑顔で語っていた。(編集部・倉本拓弥)