スピルバーグ版『ウエスト・サイド・ストーリー』12・10に日本公開決定!予告編も
スティーヴン・スピルバーグ監督によるリメイク版『ウエスト・サイド・ストーリー』の日本公開が12月10日に決定し、予告編が公開された。
『ウエスト・サイド物語』(1961)は、「ロミオとジュリエット」をベースに、ニューヨークのスラム街で許されぬ恋に落ちたトニーとマリアに訪れる悲劇をつづった同名舞台を『サウンド・オブ・ミュージック』のロバート・ワイズ監督が手掛けた映画版。第34回アカデミー賞で作品賞など10部門受賞を果たした名作で、自身の手で手掛けることを夢見てきたスピルバーグ監督にとって、初のミュージカル映画となる。主人公トニーを『ベイビー・ドライバー』のアンセル・エルゴートが務め、マリアは、3万人のオーディションから新人レイチェル・ゼグラーが大抜擢された。また、1961 年版でアカデミー賞助演女優賞を受賞したリタ・モレノもトニーの良き理解者として登場する。
公開された予告編では、物語の舞台であるニューヨークの街並みから始まり、敵対するジェット団とシャーク団の一触即発の対面シーンや、トニーとマリアがダンスホールで出会うシーン、華やかで躍動感のあるダンスシーンなど、まさにハイライトといえる物語を代表する場面が次々に映し出される。そして、静かに流れだす名曲「Somewhere」とともに、トニーとマリアのロマンチックな場面で締めくくられている。名作『ウエスト・サイド・ストーリー』がスピルバーグ監督の手によってどのように蘇るのか、期待が高まる映像となっている。(高橋理久)