ライアン・レイノルズ、マッチョになりすぎてデッドプール卒業!?『フリー・ガイ』自由すぎる特別映像が公開
『デッドプール』シリーズなどのライアン・レイノルズが主演を務めた映画『フリー・ガイ』(8月13日公開)より、劇中で“隠れキャラ”として登場するライアン演じるゲームキャラクター“デュード”の姿を映した本編シーンと、本当にムキムキになったかのようなライアンが「もうデッドプールのスーツは入らない……」と寂しがる様子を捉えた特別映像が公開された。
本作は、自分がルール無用のオンライン参加型アクションゲーム「フリー・シティ」の世界に生きる“モブキャラ”だと知った銀行の窓口係ガイ(ライアン)の活躍を描くアクション・アドベンチャー。ある日、ガイはモロトフ・ガール(ジョディ・カマー)と呼ばれるキャラとの運命的な出会いによって、新しい自分に生まれ変わるべくヒーローになろうと立ち上がる。
今回公開された特別映像では、「フリー・シティ」を運営するゲーム会社のワンマン社長アントワン(タイカ・ワイティティ)がガイを追い詰めるべく、開発途中のゲームキャラクター“デュード”を刺客として差し向ける様子が描かれる。“デュード”の顔はガイだが、筋肉隆々の肉体を持つ男。登場時の決めセリフすら決まっておらず、文字通り「決めセリフ!」と叫んでしまうデュードは、ガイの前に立ちはだかることになる。
そこで本編映像はストップし、その後は本当にその肉体を手に入れたかのように振る舞うライアンが、もっともらしく肉体改造について語り始めるインタビュー映像を観ることができる。インタビューに答えるライアンは肉体美をアピールしながら「役のための体作りが大変だと俳優たちがグチるけど……今回は時間がなかった。たったの1週間。その秘密を教えてあげよう」と語り、『フリー・ガイ』のために行ったと自称するトレーニングの姿も描き出されていく。
以前のライアンとは程遠い身体を手にしたがゆえ、「もうデップーのスーツは着れないけど……大事なのは成長とホルモンだ」と寂しげに語りながら、馴染みのデッドプールのスーツとの別れを惜しむ様子も映し出される。「この身体で末娘の父親になった。子どもが生まれ成長し、靴を履いた。妻(ブレイク・ライヴリー)は戸惑ってた……」とも語る、ライアンらしさたっぷりな自由奔放な映像に仕上がっている。(編集部・大内啓輔)