幸せの日々が一転…ジャネール・モネイ主演『アンテベラム』謎が深まる予告編!公開日も決定
『ゲット・アウト』『アス』のプロデューサーであるショーン・マッキトリックが製作を務めたスリラー映画『アンテベラム』の劇場公開日が11月5日(TOHOシネマズシャンテのみ11月7日)に決定し、あわせて予告編映像と場面写真カットが公開された。
本作の主人公は、博士号を持つ社会学者で人気作家でもあるヴェロニカ。招かれたニューオーリンズで見事なスピーチを披露して喝采を浴び、友人たちとディナーを楽しんだ直後、順風満帆だった彼女の日常は突如崩壊してしまう。一方、アメリカ南部の綿花畑で奴隷として重労働を強いられているエデン。ある悲劇に見舞われた彼女は、それを機に奴隷仲間と脱走を企てる。主演を務めたのは『ムーンライト』『ドリーム』などのジャネール・モネイ。恐怖のパラドックスからの脱出を図るヴェロニカとエデンを一人二役で演じ分けている。
今回公開された予告編は、ヴェロニカ(ジャネール)が夫や娘との幸せそうな時間や、講演会場で大勢の聴衆から拍手喝さいを浴びている様子から始まる。公私ともに充実した日々を過ごしていたヴェロニカだが、長い廊下の向こう側に佇む不気味な少女の姿が登場してからは雰囲気が一変。「お前の自由は我々のものだ」というセリフが響き、何者かに襲われるヴェロニカ。すると彼女は次の瞬間、緑あふれる綿花畑で虚ろな目をして立ち尽くす女性エデンの姿に。その後はバイオレンスな描写やヴェロニカの日常の様子、意味深なカットなどがサブリミナル的に交錯する、謎が深まる仕上がりとなっている。
新たな場面カットも公開。薄笑いを浮かべながる白人男性(ジャック・ヒューストン)に詰め寄られる黒人女性ジュリア(カーシー・クレモンズ)の様子や、怯えた表情で周辺の様子を伺う黒人男性とエデンの様子などを見ることができる。(編集部・大内啓輔)