ジェニファー・ハドソンがソウルの女王アレサ・フランクリンに!『リスペクト』11月公開
ジェニファー・ハドソンが主演を務める映画『RESPECT(原題)』の邦題が『リスペクト』に決定し、11月5日よりTOHOシネマズ日比谷ほかにて全国公開されることが明らかになった。
映画デビュー作の『ドリームガールズ』でアカデミー賞助演女優賞を受賞し、歌手としてもグラミー賞を制した経歴を持つジェニファー・ハドソン。本作では、ローリング・ストーン誌が選ぶ「史上最も偉大な100人のシンガー」の第1位にも選ばれたソウルの女王アレサ・フランクリンを演じる。今回の映画化にあたって、アレサ本人が生前にジェニファーを指名し、この運命的なキャスティングが実現し、『ドリームガールズ』でジェニファーがオスカーを手にした直後から長期間にわたりプロジェクトが進められてきたという。
少女のころから抜群の歌唱力で天才と称され、煌びやかなショービズ界の華となったアレサ。その裏に隠されていたのは尊敬する父、そして愛する夫からの束縛や裏切りだった。すべてを捨て自分の力で生きていく覚悟を決めたアレサの歌声は、世界を歓喜と興奮で包み込んでいく。映画のタイトルにもなっている「リスペクト」や「シンク」「ナチュラル・ウーマン」などの名曲をジェニファーが熱唱する渾身のステージや、仲間たちとセッションをしながら楽曲が生み出されていくシーンなど、感動のサクセスストーリーが描かれる。キャストにはほかにフォレスト・ウィテカー、マーロン・ウェイアンズ、メアリー・J・ブライジなどが名を連ねる。
8月13日の全米公開に先駆け、現地時間8月8日にロサンゼルスのリージェンシー・ビレッジ・シアターでプレミアイベントが開催。主演のジェニファーをはじめ、キャストたちが勢ぞろいした。ドルチェ&ガッバーナのゴージャスなドレスで登場したジェニファーは「心から作り上げた作品です。ミス・フランクリンへの敬意を、可能な限り最高の形で表現できていることを祈ります」と語った。
あわせてポスタービジュアルと特報映像も公開。特報では、ジェニファーがアレサのヒット曲で本作のタイトルでもある「リスペクト」を熱唱する姿をはじめ、世の中を変えていくほどのソウルフルな歌声を披露。後半には、仲間たちとのセッション、運命の男性との出会い、父とともに歌手を目指す姿、観客で埋め尽くされたスタジアムで大歓声を浴びる様子などが映し出され、ドラマティックな物語を予感させる仕上がりとなっている。(編集部・大内啓輔)