名作『フィールド・オブ・ドリームス』ドラマ化決定
ケヴィン・コスナーが主演を務めた、1980年代を代表する感動作『フィールド・オブ・ドリームス』(1989)が、米NBCユニバーサルのストリーミングサービス「Peacock(ピーコック)」向けにテレビシリーズ化されるとVarietyほか各メディアが報じた。
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『フィールド・オブ・ドリームス』は、絶縁状態のまま父親と死別したアイオワ州の田舎町に住む農夫が、「それを作れば、彼はやってくる」という謎の声を聞いたことから、とうもろこし畑を潰して野球場を造る姿を描くファンタジー。W・P・キンセラの原作を基に、フィル・アルデン・ロビンソンが監督。米アカデミー賞では作品賞をはじめ3部門でノミネートされ、日本アカデミー賞でも最優秀外国映画賞に輝くなど、現在も根強く支持されている。
ドラマ版では「グッド・プレイス」など人気ドラマの企画を手掛けるマイケル・シュアが脚本を担当。オリジナル映画をプロデュースしたローレンス・ゴードンらと共に製作総指揮も兼任する。NBCは、映画をいつまでも愛される不朽の名作にした「家族・野球・アイオワ・マジック」といった要素を再構築したシリーズになるとしている。
ピーコックでは同作のかにも、見た目はキュートだが中身は下品な中年オヤジのテディベアを描いた、大ヒットR指定コメディー『テッド』のドラマシリーズ化も決定している。(編集部・入倉功一)