『ドライブ・マイ・カー』カセット・テープのサントラ!完全限定生産
映画『ドライブ・マイ・カー』(8月20日公開)のサウンドトラックが、完全限定生産でカセット・テープでも発売されることが決まった。併せて、濱口竜介監督が手掛けたミュージック・ビデオも公開された。
村上春樹の短編小説が原作の『ドライブ・マイ・カー』は、妻を失い喪失感を抱えながら生きる主人公(西島秀俊)が、ドライバーの女性(三浦透子)との出会いをきっかけに新たな一歩を踏み出す姿を描くヒューマンドラマ。第74回カンヌ国際映画祭コンペティション部門では、日本映画史上初となる脚本賞受賞の快挙を達成した。
サウンドトラックを手掛けたのは、日本を拠点に活動する音楽家・石橋英子。すでに発表されている8月18日のCDリリースに加えて、劇中で重要な役割を示すカセット・テープが映画初日の8月20日に完全限定生産で発売されることが決定した。映画に登場する車・サーブと同じ、赤色のカセット・テープとなる。カセットは、CINE QUINTO(東京)、SPACE SHOWER STORE、LOS APSON?(東京)、waltz(東京)、STEREO RECORDS(広島)にて販売される。
また、監督・脚本の濱口竜介が自身で手掛けた「Drive My Car (Kafuku)」のミュージック・ビデオも公開。ワンカットのドライブシーンで、ドライバーのみさきを演じる三浦透子の存在感が目を引く映像となっている。(清水一)