『アベンジャーズ/エンドゲーム』の戦いにエターナルズが参加しなかったワケ、単独映画で判明へ
マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)の新作映画『エターナルズ』では、太古の昔から地球で暮らすエターナルズが、『アベンジャーズ/エンドゲーム』での戦いに参加しなかった理由が明かされると Entertainment Weekly が報じた。
エターナルズは、宇宙種族セレスティアルズが人類を作り出す過程で生み出したヒーロー集団。アベンジャーズが誕生する何千年も前に地球に降り立ち、邪悪な種族デヴィアンツの脅威から地球を守り続けてきた。原作コミックでは、アベンジャーズの宿敵サノスが、エターナルズの末裔(まつえい)として描かれている。
『アベンジャーズ/エンドゲーム』後の世界を舞台に、エターナルズが未曽有の脅威に立ち向かう本作。長い間地球でひっそりと暮らすエターナルズなら、全宇宙の生命の半分を一瞬で滅ぼしたサノスの存在に気づき、アベンジャーズに力を貸していてもおかしくはない。しかし同サイトによると、エターナルズには「デヴィアンツに特化した任務をこなし、人間社会の諸事には一切干渉しない」という設定が存在。アベンジャーズとサノスの戦いに不在だったことも含め、その詳細が映画で明らかになるという。
また、プロデューサーのネイト・ムーアは、本作が単独映画であると同時に「MCUの一部である」と同サイトでコメント。『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』1作目のように、チームに属する各キャラクターのストーリーに迫りつつ、その出来事が今後のMCUに影響を与えることになると語っている。
『ノマドランド』でアカデミー賞監督賞を受賞したクロエ・ジャオが手がける本作には、アンジェリーナ・ジョリーをはじめ、リチャード・マッデン、マ・ドンソク、クメイル・ナンジアニ、ブライアン・タイリー・ヘンリー、サルマ・ハエック、ローレン・リドロフ、リア・マクヒュー、キット・ハリントン、ジェンマ・チャン、バリー・コーガンといった豪華キャストが集結した。11月5日全国公開。(編集部・倉本拓弥)