アニメ映画『鹿の王 ユナと約束の旅』公開延期が決定
東宝株式会社は、9月10日に予定していた、アニメーション映画『鹿の王 ユナと約束の旅』の公開を延期すると発表した。
同社は「新型コロナウィルスの感染状況に鑑み、公開日の延期を決定いたしましたこと、お知らせいたします。作品の公開を楽しみにお待ち頂いていた皆様には誠に申し訳なく、心よりお詫び申し上げます」とし、今後の公開予定については、決定し次第、東宝オフィシャルサイトで発表される。
本作は、2015年度の本屋大賞を受賞し、シリーズ累計230万部を突破する上橋菜穂子の小説「鹿の王」をもとにしたファンタジーアニメーション。強大な帝国が支配する世界を舞台に、世界を侵食する謎の病から生き延びて旅を続ける血の繋がらない父と娘、多くの命を病から救おうと奔走する天才医師、故郷のために帝国に従い戦う謎の女などの運命が交錯する。
『千と千尋の神隠し』『君の名は。』などで作画監督を務めたトップアニメーターの安藤雅司が監督デビューを果たし、『伏 鉄砲娘の捕物帳』の宮地昌幸が共同監督として名を連ねるほか、堤真一、竹内涼真、杏らが声優を務める。(今井優)