「ピノッキオ」実写ダークファンタジー版が11月に日本公開
ディズニーの名作映画『ピノキオ』の原作としても知られるイタリアの児童文学「ピノッキオの冒険」を実写映画化したダークファンタジー『ほんとうのピノッキオ』が、11月5日より日本公開されることが明らかになった。
アカデミー賞にて衣装デザイン賞、メイク・ヘアスタイリング賞の2部門にノミネートされた本作は、ジェペット爺さんの家を飛び出しておとぎの森の奥深くへと誘われたピノッキオが、世にも奇妙な生き物たちに遭遇しながら、奇想天外な冒険を繰り広げる物語。『ドッグマン』『五日物語 -3つの王国と3人の女-』のマッテオ・ガローネ監督が原作の世界観を美しくも残酷に映像化し、行く先々でトラブルを巻き起こす“悪童”としてのピノッキオの一面を描く。
キャストにはピノッキオ役のフェデリコ・エラピをはじめ、『ライフ・イズ・ビューティフル』の名優ロベルト・ベニーニ、『17歳』のマリーヌ・ヴァクトらが集結した。
あわせて公開されたポスタービジュアルには、小鳥がとまった長い鼻を困惑気味に見つめるピノッキオの姿が。どこか不気味な木々が並ぶダークな背景からは、既存の陽気なイメージとはまったく異なるピノッキオの物語であることを予感させる。(須田璃々)