岡田将生&川口春奈、ホラー映画『聖地X』で兄妹役
俳優の岡田将生と川口春奈が、オール韓国ロケのホラー映画『聖地X』(今秋、劇場・配信同時公開)に出演し、兄妹役を務めることが明らかになった。
『SR サイタマノラッパー』シリーズなどの入江悠監督が、劇団イキウメの同名舞台を映画化した本作。「恐怖の村」シリーズ(『犬鳴村』『樹海村』『牛首村』)のプロデュースチームと、『22年目の告白-私が殺人犯です-』などの制作プロダクション・ロボットが企画し、韓国での撮影現場には『犯罪都市』『悪人伝』などを手掛けた制作会社B.A.エンタテインメントが参加した。
主演の岡田は兄・山田輝夫、ヒロインの川口は妹・東要を演じる。夫との生活に嫌気がさし、離婚を決意した東要(川口)は、兄の輝夫(岡田)が住む韓国の別荘へ。突然妹が来たことに驚く輝夫だったが、共に韓国で過ごすことにする。しかしそれは悪夢の幕明けだった。二人は知らず知らずのうちに巨木と井戸が目印の場所「聖地X」に足を踏み入れていた。そこに入った者は精神を病み常軌を逸して、奇妙な死を遂げていく……。輝夫と要たちは聖地Xで起こる数々の惨劇から逃れ、「約束された死」から解放されることはできるのか、というストーリーが展開する。岡田、川口、入江監督は下記のようにコメントしている。(清水一)
岡田将生
入江監督の気概に溢れている姿についていくスタッフ、キャスト。その内の1人でいれた事が何より心躍る日々でした。入江監督とは撮影を通して密にお芝居、映画についてよくお話させて頂き、信頼できる監督です。
また新たな一面を引き出してもらえた気がします。
日本のスタッフ、そして韓国のスタッフ共同で作る映画は海を越えても映画愛を感じる撮影の日々でした。迎え入れてくれたスタッフには頭が上がりません。
異国での1か月の撮影は当初不安でいっぱいでしたが、コミュニケーションを取るにつれて団結していく現場は映画ならではの空気だったのではないかと思います。
この映画、一癖も二癖もある映画になっています。
一度でもこの映画に触れたら癖になる事間違いありません。是非ご覧ください。
川口春奈
入江さんの世界観は以前からファンでした。久しぶりにご一緒できて何より嬉しかったのと、入江さんワールド全開の作品でワクワクしました。
なかなか全編海外で撮影することはないので新鮮でした。現地のスタッフさんも多数いるなか、何よりコミュ二ケーションを大切にしました。ご飯は美味しくて人は優しくて、恵まれた環境の中お仕事させてもらえたことに感謝です。
どんな映画なのかって説明するのが難しい内容になってはいますが、怖かったり不気味だったり考えたりハラハラしてもらえるんじゃないかと思います。皆さんの感想がとても気になります。
入江悠監督
岡田将生さんとはいつか必ず映画でご一緒したいと思っており、今回ようやく念願が叶いました。川口春奈さんとはドラマでご一緒して以来でしたが、とても難しい役を見事に演じてくれました。
オール韓国ロケ、日韓キャスト・スタッフ編成の撮影を素晴らしいチームワークで撮りきれたのも、お二人の実力によるところが大きいと実感しています。
観たことのないスゴい映画になっています。ご期待ください。