福本莉子とTravis Japan松田元太がW主演!「君が落とした青空」実写映画化
福本莉子と松田元太(Travis Japan/ジャニーズJr.)のダブル主演で小説「君が落とした青空」の実写映画化が発表され、2022年初春にTOHOシネマズ日比谷ほかにて全国公開されることが明らかになった。
机にマヨネーズ!?松田元太とW主演を務める福本莉子の衝撃の表情【写真】
実写映画化されることが決まった櫻いいよの「君が落とした青空」は、小説アプリ「野いちご」にて掲載され、“切ない小説ランキング”の第1位を獲得したラブストーリー。2012年には書籍化もされており、現在まで発行部数が16万部を記録している。
付き合い初めて2年が経った高校生の実結と修弥には、毎月1日は必ず一緒に映画を観に行くという約束があった。その日も映画館デートへ向かう二人だったが、修弥は急用を理由に突然キャンセルしてしまう。最近何かを隠しているような雰囲気だった修弥に、どこか不安を感じていた実結。気まずい空気のなか、「もう一度話したい」と連絡してきた彼と会うため、待ち合わせ場所に向かうが、目の前で修弥が交通事故に遭う。突然の事故にパニックになる実結だったが、目覚めると事故当日の朝。修弥を助け出すことを心に決めた実結は何度も同じ日を繰り返すなかで、彼が隠していた事実を知る。
主人公の水野実結を演じるのは、2016年に第8回「東宝シンデレラ」オーディションでグランプリを獲得た福本莉子。女優として映画『センセイ君主』『屍人荘の殺人』『思い、思われ、ふり、ふられ』などに出演しており、今作では素直で一生懸命な等身大のヒロインを演じる。
篠原修弥役には、2012年に結成されたジャニーズJr.内ユニット「Travis Japan」のメンバーで、雑誌「ViVi」の企画「国宝級イケメンNEXTランキング」で2021年上半期の第2位にランクインした松田元太。サッカーが得意な校内の人気者である一方で、実結に対してだけはどこか不器用な一面も持つキャラクターを表現する。
監督を務めるのはドラマ「おっさんずラブ」などの演出で知られる Yuki Saito。脚本を『パーフェクトワールド 君といる奇跡』などの鹿目けい子が担当した。(編集部・大内啓輔)
キャスト&スタッフのコメント
・福本莉子(主演・水野実結役)
私が演じる水野実結は、まっすぐで一生懸命な女の子です。
もしも同じ1日を何度も繰り返すことができるなら実結の目に映る風景がどんな風に変わっていくのか、変化する心を監督と相談しながら丁寧に表現しました。
この映画を観た後、みなさんが感じる毎日が少しでも違って見えたらうれしいです。
・松田元太(主演・篠原修弥役)
篠原修弥を演じさせていただきました! Travis Japanの松田元太です!
オファーをいただいたときは僕にこんな大役ができるのかとものすごく不安と、喜びと、いろんな思いがありましたが、うれしさのあまり速攻メンバーや家族に連絡しました! 僕が演じさせていただいた修弥は、学校の中では人気者でみんなと仲が良く、恋愛に対してはどこか鈍感なところがありつつも、彼女への愛は真っ直ぐでピュアな男の子です。修弥という一人の男の子を大好きになり、そんな修弥をみなさんにも大好きになってもらい愛されるキャラクターになればいいなと思います!
この作品を通して1日1日の大切さや、単純な毎日かもしれないけど、さりげないことがどれだけ大切で、当たり前な事など何一つなく日々感謝して生きていきたいと強く思えた作品です。はじめての経験ばかりで未熟な僕ですが、全力でこの作品に想いを込めて出演させていただきました。
どうか温かく観ていただきたいです! よろしくお願いします!
・櫻いいよ(原作)
デビュー作が10年後に映画化されることに、映画になるの?……え? 本当に? と半信半疑のまま今日まで過ごしていました。今もまだ、喜びや驚きで、ふわふわしています。
Yuki Saito 監督や脚本家の鹿目けい子さん、そして福本莉子さん、松田元太さん、その他たくさんの方々のおかげで、原作以上に切なく優しい素敵な物語になっています。この映画を観てくださった方と映画について語りたい! というのが今の私の夢です。
私と一緒に公開を楽しみにしてもらえたら嬉しいです。
・Yuki Saito(監督)
原作を読んで、同じ1日は決してやってこず、自分の気持ちや行動次第で変わっていくということを感じました。
受動的だった実結が能動的にアクションすることで、修弥や周りのリアクションも変わっていくという登場人物の心の変化を大切にして描きました。
次世代を担う福本莉子さん、松田元太くんが、何度も全力で走り、寒い時期の撮影で雨に打たれ、お互いを思い合う姿を繰り返す度に、心臓をギューッと掴まれました。当たり前だった日常がなくなってしまった今だからこそ、1日1日、この瞬間を精一杯生きることの大切さを、映画を見て少しでも感じてもらえたらうれしいです。