月が地球に落下!『インデペンデンス・デイ』監督の最新作予告編が公開
映画『インデペンデンス・デイ』『デイ・アフター・トゥモロー』などのローランド・エメリッヒ監督が、再び地球の危機を描く最新作『ムーン・フォール(原題) / Moonfall』のティザー予告編が、製作・配給を手がける米ライオンズゲートの公式YouTubeチャンネルで公開された。
『ムーン・フォール(原題) / Moonfall』予告編(英語)
本作は、不可解な現象によって周回軌道をそれた月が、地球との衝突コースに入るさまを描いたSF大作。概要欄によると、人類を絶滅の危機から救えると信じるNASAの重役で元宇宙飛行士のジョー・ファウラーが、彼女を信じる数少ない仲間たちと共に、宇宙へと向かう危険なミッションに挑み、衝撃の事実を知ることになるという。
ジョン・F・ケネディ元大統領の有名な演説で幕を開ける予告編には、命懸けの任務に挑むファウラーたちの姿と共に、大破壊に見舞われる地球の様子が映し出されており、これまでさまざまな大災害を描いてきたエメリッヒ監督の手腕が、遺憾無く発揮された一本であることを予感させる。また映像の後半には、危機の裏に何者かの存在があることが示唆されており、単なるディザスター映画には終わらないようだ。
主人公のジョーを演じるのは、アカデミー賞女優のハル・ベリー。彼女と共に危険なミッションに挑む宇宙飛行士のブライアン・ハーパーを『死霊館』シリーズのパトリック・ウィルソン、陰謀論者のK・C・ハウスマンを「ゲーム・オブ・スローンズ」のジョン・ブラッドリーが演じる。
そのほか、マイケル・ペーニャ、チャーリー・プラマー、ドナルド・サザーランドらが出演。エメリッヒ監督は、『2012』のハラルド・クローサー、『エクスティンクション 地球奪還』のスペンサー・コーエンと共に脚本も兼任する。全米公開は2022年2月4日を予定している。(編集部・入倉功一)