『テン・ゴーカイジャー』細貝圭・関智一・松原剛志が参戦！ストーリーも明らかに

　スーパー戦隊シリーズ第35作「海賊戦隊ゴーカイジャー」（2011～2012）の完全新作となるVシネクスト『テン・ゴーカイジャー』のゲスト出演者とストーリーが明らかになった。

小澤亮太＆山田裕貴ら放送当時の「ゴーカイジャー」キャスト【写真】

　「海賊戦隊ゴーカイジャー」は、1975年に始まった「秘密戦隊ゴレンジャー」から数えて通算35作目となるスーパー戦隊シリーズ。宇宙最大のお宝を求めて立ち寄った地球で、宇宙征服を目論み侵攻してきた帝国・ザンギャックと対峙、反旗を翻して戦った宇宙海賊が、“レンジャーキー”で「ゴーカイジャー」以前の34戦隊の姿に自由に変身しながら戦いを繰り広げる。新作のVシネクストでは小澤亮太、山田裕貴、市道真央、清水一希、小池唯、池田純矢のオリジナルキャストが再集結し、テレビシリーズのその後が描かれる。

　今回、そのストーリーが明らかに。ゴーカイジャーが宇宙海賊ザンギャックの侵略から守り抜いて10年、地球では「スーパー戦隊ダービーコロッセオ」という公営ギャンブルが全世代で大流行。かつてのヒーローたちは「賭け」の対象となってしまったが、収益が地球の防衛費に充てられるとあって、歴代スーパー戦隊のレジェンドたちも主旨を理解し、このプロジェクトに協力していた。

　だが唯一、運営サイドがコンタクトをとれないスーパー戦隊があった。すでに「解散」した彼らは、いまではバラバラに活動していた。そんななか、あのキャプテン・マーベラスが地球に出現。運営サイドに挑戦状を叩きつける。そしてマーベラスの前に立ち塞がったのは、「スーパー戦隊ダービーコロッセオ」の主旨に賛同する伊狩鎧だった。時の流れが変えたのは地球人か、それともゴーカイジャーか？　10年ぶりに新たな戦いが始まろうとしていた。

　また、ゲスト出演陣も発表された。「スーパー戦隊ダービーコロッセオ」の実況アナウンサー・益子田昭郎を演じるのは、テレビシリーズでキャプテン・マーベラスの宿命のライバル、バスコ・タ・ジョロキアを演じた細貝圭。アナウンサーと共に解説を行う松本寛也役に、スーパー戦隊親善大使としても活躍を見せる松本寛也がほぼ本人役で登場するほか、テレビシリーズのナレーションや玩具の音声を担当していた関智一がコロッセオのリングアナとしてヒーローたちの戦いを盛り上げる。

　そして、ダービーコロッセオの運営陣として、国防大臣役で「仮面ライダーアギト」北條透役の山崎潤、大臣の側近・服部役で「海賊戦隊ゴーカイジャー」テレビシリーズでオープニングテーマを担当した松原剛志、側近・綾小路役で「仮面ライダーフォーゼ」で風城美羽役で坂田梨香子、同じく側近・堀内役で「仮面ライダー鎧武」で仮面ライダーブラーボ／凰蓮・ピエール・アルフォンゾ役を演じた吉田メタルが参戦。さらに、「ダービーコロッセオ」のシステム開発に関わる科学者・丹羽野役にはドラマ「ここは今から倫理です。」出演の川野快晴が名を連ねる。

　スーパー戦隊シリーズからもレジェンドが出演。「魔進戦隊キラメイジャー」からクリスタリア宝路役で庄司浩平、「烈車戦隊トッキュウジャー」からトッキュウ3号／ミオ（幼少期）役の石井薫子とトッキュウ5号／カグラ（幼少期）役の清水ららが「ダービーコロッセオ」を楽しむ女子高生役を務める。（編集部・大内啓輔）

Vシネクスト『テン・ゴーカイジャー』は2021年11月12日より期間限定上映／2022年3月9日にBD&DVD発売