木村拓哉がアルゼンチンタンゴ挑戦!長澤まさみが称賛「美しかった」
木村拓哉が14日、原作のモデルとなったロイヤルパークホテル(中央区日本橋)で行われた映画『マスカレード・ナイト』公開直前イベントに出席。苦戦したというアルゼンチンタンゴへの挑戦を振り返った。イベントには共演者の長澤まさみも登壇した。
本作は、2019年に劇場公開され興行収入46.4億円を記録した『マスカレード・ホテル』の続編。ホテル・コルテシア東京を舞台に、警視庁捜査一課の破天荒な刑事・新田浩介(木村)と優秀なホテルマン・山岸尚美(長澤)が、事件解決のために奮闘する姿が描かれる。
完成した作品を観たという木村は「現場でいつもOKテイクをモニターでチェックしないので、いつも作品を観るときは、合格発表のような感じなんです」と語ると、「今回は自分のなかで挑戦した表現があったので、ドキドキしました」と感想を述べる。
司会者から「挑戦した表現」について触れられると、木村は「アルゼンチンタンゴですね」と回答。続けて木村は「練習を始めた当初は、久々にヘコんだ」と明かすと「でもパートナーの方に引っ張ってもらい、なんとかモチベーションが保てました」と撮影を振り返る。
「ヘコんだ」と語っていた木村だが、長澤は「冒頭の木村さんのアルゼンチンタンゴはすごく美しかったです。そこを観てほしいです」と称賛すると、「木村さんには、現場で集中力をどうコントロールするか学ばせていただきました。さらに数々の作品に出演し、いろいろな役を演じているなか、常に素直に受け入れる気持ちを持って現場に臨まれているのがすごいなと思いました」と尊敬の眼差しを向けていた。
一方の木村も長澤に対して「一緒に作業をしていて楽しいですし、台本の読み方や捉え方が素晴らしい。現場で対峙したときの間も魅力的で、前作から2年間経っていましたが、一瞬にして山岸と新田に戻れました」と賛辞を送ると「まさみちゃんが作品に出るという決断をしたあとは、その作品から一度たりとも逃げない人なんだなというのを感じます。その強さと覚悟がすごい」と敬意を表していた。(磯部正和)
映画『マスカレード・ナイト』は9月17日より公開