『ヒロアカ』首位に返り咲き!テニプリ初のフル3DCGアニメが9位に浮上
映画週末興行成績
土日2日間(9月11日~9月12日)の全国映画動員ランキングが興行通信社より発表され、『僕のヒーローアカデミア THE MOVIE ワールド ヒーローズ ミッション』が公開6週目で2度目の首位に返り咲いた。また圏外から、許斐剛によるコミック「テニスの王子様」が原作の『リョーマ! The Prince of Tennis 新生劇場版テニスの王子様』が9位、「クレヨンしんちゃん」の劇場版シリーズ第29弾『映画クレヨンしんちゃん 謎メキ!花の天カス学園』が10位に浮上した。
『僕のヒーローアカデミア THE MOVIE ワールド ヒーローズ ミッション』は、土日2日間で動員10万1,000人、興収1億5,500万円を記録し、先週4位から首位へ。8月29日から配布され好評だった第2弾入場者プレゼントに続き、11日からスペシャルメイキングブックの配布がスタート。累計では動員213万人、興収29億円を突破した。
先週首位でスタートを切ったマーベル映画『シャン・チー/テン・リングスの伝説』は、土日2日間で動員7万9,000人、興収1億2,900万円。累計では動員39万人、興収6億円を突破している。公開から9週目を迎えた『竜とそばかすの姫』は、先週からワンランクダウンも累計では動員429万人、興収59億5,000万円を突破。2015年に公開され最終興収58億5,000万円をあげた『バケモノの子』を抜き、細田守監督作品の興収ナンバーワン記録を更新した。
先週圏外でスタートを切った『リョーマ! The Prince of Tennis 新生劇場版テニスの王子様』が、9位に初登場。コミック、アニメ、舞台ミュージカルなど幅広い層に人気を博す「テニスの王子様」シリーズ初のフル3DCGアニメーション映画で、本編の一部シーンが異なるDecide(ディサイド)とGlory(グローリー)の2タイプが上映されている。公開7週目で10位の『映画クレヨンしんちゃん 謎メキ!花の天カス学園』は動員136万人、興収16億円を突破している。
今週は、『グレイテスト・ショーマン』などのヒュー・ジャックマン主演のSFサスペンス『レミニセンス』、おおじこうじのライトノベル「ハイ☆スピード!」を原作とするアニメシリーズの劇場版『劇場版 Free!-the Final Stroke- 前編』、芥川賞作家・津村記久子のデビュー作を佐久間由衣と奈緒の共演により映画化した『君は永遠にそいつらより若い』、東野圭吾原作、木村拓哉&長澤まさみ共演による2019年のヒット作の続編『マスカレード・ナイト』などが公開される。(編集部・石井百合子)
【2021年9月11日~9月12日の全国映画動員ランキングトップ10(興行通信社調べ)】※()内は先週の順位
1(4)『僕のヒーローアカデミア THE MOVIE ワールド ヒーローズ ミッション』:6週目
2(1)『シャン・チー/テン・リングスの伝説』:2週目
3(2)『竜とそばかすの姫』:9週目
4(3)『科捜研の女 -劇場版-』:2週目
5(6)『かぐや様は告らせたい ~天才たちの恋愛頭脳戦~ ファイナル』:4週目
6(5)『ワイルド・スピード/ジェットブレイク』:6週目
7(7)『東京リベンジャーズ』:10週目
8(9)『孤狼の血 LEVEL2』:4週目
9(圏外)『リョーマ! The Prince of Tennis 新生劇場版テニスの王子様』:2週目
10(圏外)『映画クレヨンしんちゃん 謎メキ!花の天カス学園』:7週目