木村拓哉、東野圭吾からの信頼に感激「鳥肌が立ちました」
木村拓哉が17日、都内で行われた映画『マスカレード・ナイト』初日舞台あいさつに出席。原作者の東野圭吾から、次回作を期待するようなコメントを受けた木村は「鳥肌が2回ぐらい立ちました」と感激していた。イベントには、長澤まさみ、小日向文世、渡部篤郎、鈴木雅之監督も登壇した。
【写真】興行収入50億円を狙える大ヒットスタート!初日イベントの模様
本作は、東野の傑作ミステリー「マスカレード」シリーズを映画化した『マスカレード・ホテル』の続編。ホテル・コルテシア東京を舞台に、警視庁捜査一課の破天荒な刑事・新田浩介(木村)と優秀なホテルマン・山岸尚美(長澤)が、事件解決のために奮闘する姿が描かれる。
この日初日を迎えた『マスカレード・ナイト』は、15時時点で興収46.4億円を記録した前作との興収比で107%を記録し、絶好のスタートを切った。木村は、前作の初日舞台あいさつも、この日と同じメンバーで登壇したことを司会者から触れられると「すごい偶然ですよね。東野先生のなかでは、まだ『マスカレード』シリーズは終わっていないので、まだまだ(今後もまた同じメンバーで立つことも)あるかもしれませんよね」とさらなる続編への期待を口にする。
これまでのイベントでも、本作で木村がチャレンジしたアルゼンチンタンゴについてのトークが展開されてきたが、木村とは長年の付き合いとなる鈴木監督は「今回の作品でしょっぱなに会ったとき、第一声が『ざけんなよ』だったんです。かなりダンスに対してナーバスになっていたようで」と裏話を披露。
それでも懸命な練習で、劇中見事なアルゼンチンタンゴを披露した木村。この日は原作者の東野から、「再び新田浩介を演じてくれてありがとうございます。僕が頭で描いていた以上に魅力的で、いろいろな新田を教えられました。次回作の参考になります。アルゼンチンタンゴの次はなにがいいでしょうか?」とコメントが寄せられると、木村は「鳥肌が2回ぐらい立ちました」と感激した表情を見せる。
続けて木村は、東野からの大きな期待に「怖いですね」と本音を漏らしつつ「今のこうした状況のなか、負けずに前を向いてやっていけば、またこういうメンバーで舞台あいさつができる日がくるのではないかなと思います」と力強く語っていた。(磯部正和)
映画『マスカレード・ナイト』は公開中