地獄絵図…政治家がゾンビ化する国会描くホラーコメディーの予告編公開
政治家たちが次々とゾンビウイルスに感染してしまう映画『ゾンビ・プレジデント』の予告編が公開された。
本作は、10月からヒューマントラストシネマ渋谷ほか全国で開催される「シッチェス映画祭ファンタスティック・セレクション2021」で上映されるホラーコメディー。日本の国会に相当する台湾の立法院を舞台に、ゾンビウイルスによって政治家たちが続々と生ける屍と化し、感染拡大回避のため出入りを封鎖されたゾンビ国会から、議員たちが脱出を試みるさまを描く。
公開された予告編は、ゾンビ化した議員たちのどう猛さを捉えたもので、必死に人に喰らいつくバイオレンス描写が炸裂。さらに、女性立法委員や若手議員たちがプロレス技や武術を駆使してゾンビを次から次へとなぎ倒していくアクションシーンも登場。新鋭ワン・イーファン監督は、乱闘が日常茶飯事となっている台湾立法院の状況を過度な暴力描写を通して表現している。(須田璃々)