『ワイルド・スピード』超ダークなR指定版、ハン役サン・カンが熱望
映画『ワイルド・スピード』シリーズでハンを演じるサン・カンが、R指定で製作する超ダークな新作が観てみたいと、Screen Rant のインタビューで明かした。
『ワイルド・スピード』では、限界ギリギリのド派手なカーアクションが展開したり、登場人物が時より残酷な方法で命を落とすが、スピンオフ含む10品はPG-13指定(13歳未満の鑑賞には保護者の同意が必要)で公開されてきた。作品では“家族”という共通テーマを掲げており、今ではファミリー層にも人気のシリーズとして愛されている。
そんな中サンは、将来的にR指定(17歳未満の観賞は保護者の同伴が必要)を前提とするシリーズ最新作が観たいと熱望。「少なくとも1作は、R指定で製作された『ワイルド・スピード』を観てみたい。超ダークな内容で、どんな展開になるのか気になるんだ。どのキャラクターが登場するかは想像つかないけど、誰かがとてもダークな展開に舵を取るべき。きっと見応えあるクールな作品になるよ」と同サイトに語っている。
『ワイルド・スピード』はメインシリーズの他、人気キャラクターのホブス(ドウェイン・ジョンソン)とショウ(ジェイソン・ステイサム)がタッグを組む『ワイルド・スピード/スーパーコンボ』、女性キャラクターが活躍する新スピンオフなどで世界観の拡大を目指している。新境地となるR指定版が誕生すれば、より過激なカーアクションや血しぶきが飛び散るアクションが可能になるが、サンの願いが叶う日は来るのか。
シリーズ第9弾『ワイルド・スピード/ジェットブレイク』の続編となる第10弾は、2023年4月7日全米公開予定。前作でシリーズ復帰したジャスティン・リン監督がメガホンを取り、完結編となる第11弾と連続して来年1月より撮影が始まる予定だ。(編集部・倉本拓弥)