「スーパーマリオ」アニメ映画版、クリス・プラットがマリオ役!声優発表
任天堂株式会社は24日、「スーパーマリオブラザーズ」新作アニメ映画の全米公開日を2022年12月21日に設定し、声優キャストを発表した。マリオ役は『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』シリーズのクリス・プラットが務める。
『ミニオンズ』などで知られる米アニメーションスタジオ、イルミネーションが任天堂と共同で制作する本作。「スーパーマリオ」シリーズの生みの親で、任天堂代表取締役フェローの宮本茂は、クリスが声を吹き込むマリオについて「映画ではマリオがたくさん喋ります。クリスさんの多彩な演技のマリオを楽しみにしていてください」と同社の情報番組 Nintendo Direct で語っている。
キノコ王国のピーチ姫役は、Netflixドラマ「クイーンズ・ギャンビット」などのアニャ・テイラー=ジョイ。マリオの弟ルイージ役を『パシフィック・リム』のチャーリー・デイが務めるほか、クッパ役を『ジュマンジ/ネクスト・レベル』のジャック・ブラック、ドンキーコング役を『ライオン・キング』のセス・ローゲン、キノピオ役を『ザ・プレデター』のキーガン=マイケル・キーが担当する。
その他、ケヴィン・マイケル・リチャードソン(カメック役)、フレッド・アーミセン(クランキーコング役)、セバスティアン・マニスカルコ(ブラッキー役)が声優として参加。ゲームシリーズで長年マリオ役を務めるチャールズ・マーティネーも、意外な役で登場するという。
イルミネーション創設者でCEOのクリストファー・メレダンドリは、「マリオとルイージの二人は、ポップカルチャーの中で最も愛されるヒーローです。宮本さんや想像力に富んだ任天堂チームと一緒に、アニメーション映画でキャラクターたちに命を吹き込むという、イルミネーションがこれまで手掛けた作品にはなかった特別な機会をいただけて光栄です」と声明を発表。日本、欧州、その他地域の公開日は追って発表される。(編集部・倉本拓弥)