「ダニエル・クレイグが週末の到来を知らせる」ネットミーム、ついに本人が存在に気づく
映画『007』シリーズのダニエル・クレイグが、米人気番組「サタデー・ナイト・ライブ」での一言がインターネット・ミーム化され、「人々に週末の到来を知らせる」Twitterアカウントとしてバズっていることを知ったようだ。The New York Times のインタビューで心境を告白している。
【動画】インターネット・ミーム化したダニエルの一言(0:03~)
2020年3月に「サタデー・ナイト・ライブ」のホストを務めたダニエルは、ミュージックゲストだったザ・ウィークエンドの歌唱前に「Ladies and gentlemen, the Weeknd(みなさん、ザ・ウィークエンドです)」と紹介。この時のダニエルの絶妙な脱力感が、週末(weekend)の訪れを知らせるテンションと一致しており、ついには毎週金曜日になるとダニエルの映像を切り抜き、「Ladies and gentlemen, the weekend(みんな、週末だ)」と通知するTwitterアカウントが誕生するように。公式マークはついていないが、毎投稿10万近い「いいね!」が押される人気ぶりだ。
このTwitterアカウントの存在を知っているかと問われたダニエルは、「いいや、何それ?」と一言。自分の発言が意外な形でバズっていることを告げられると、「本当かい? それは素晴らしい。私には何なのかよくわからないけど、ありがとうと言いたいよ。すごく素敵なことだ。SNSアカウントを作って、その正体を知るべきかもね」と好意的なリアクションを取っている。
ダニエルはシリーズ最新作『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』(公開中)で、15年間務めてきたジェームズ・ボンド役を卒業。2022年4月より、ブロードウェイで開幕する舞台「マクベス」に出演する予定となっている。(編集部・倉本拓弥)