「ドクターX」最新作は大門の恋愛も描く!
米倉涼子主演の大ヒットドラマ「ドクターX ~外科医・大門未知子~」の第7シリーズ(10月14日より毎週木曜午後9時~テレビ朝日系)のリモート制作発表会見が7日にテレビ朝日本社で行われ、脚本家の中園ミホが「これまでは大門未知子先生の恋愛をあまり描いたことがなかったんですけど、今回は初めてちょっとその要素も描こうと思っています」と明かした。
本作は、天才フリーランス外科医・大門未知子(米倉)の活躍を描く人気シリーズの第7弾。100年に1度のパンデミックで新局面を迎えた日本最高峰の大学病院・東帝大学病院を舞台に、大門と最強の敵・蜂須賀隆太郎(野村萬斎)率いる内科の対立を描く。
この日のリモート制作発表会見には、中園のほか米倉涼子や野村萬斎、内田有紀、勝村政信、今田美桜、岸部一徳、遠藤憲一、西田敏行も出席。第7シリーズを迎えて、米倉は「そのぶん年も取ったし、今は腕と肩が腱鞘炎になってオペのシーンで大変な思いもしていますが(笑)、そういうことも含めて『ドクターX』と共に自分の人生の歴史をひとつ作れたな、と。ありがたい気持ちでいっぱいです」と思いもひとしおのよう。新シリーズでは「2年ぶり、しかもコロナ禍で『ドクターX』をどんな思いで始めていくか、かなり話し合わせていただいた」と明かすと、「皆さんに心強いメッセージをお届けできると思うので、ぜひご覧いただきたいです」と呼びかけた。
そんな米倉演じる大門未知子について、脚本を手掛ける中園からは「これまでは大門未知子先生の恋愛をあまり描いたことがなかったんですけど、今回は初めてちょっとその要素も描こうと思っています」と最新作では大門の恋愛も描かれることが明らかにされた。気になるそのお相手については「相手はこの中のどなたかなんですが……まだ誰かは言えません。蛭間先生かもしれないですし(笑)、そのあたりも期待して観ていただければと思います」と期待をあおった。
また、第7シリーズの重要人物・蜂須賀隆太郎役を務める野村は、自ら考案した“御意ポーズ”が劇中で採用されたそうで、そのポーズを実演披露。野村いわく「狂言『唐人相撲』にある、皇帝に対する服従感の強い礼を参考にした」そうで、米倉は「トップ(野村)がやるのを初めて見た! 新鮮ですね!」と大喜びしていた。
さらに、会見には卓球の伊藤美誠選手がサプライズゲストとして出席。「ドクターX」の大ファンだという伊藤選手が「去年、緊急事態宣言が出たときに何をしたらいいのかなぁと思っていたら、母から『絶対に自信になるから!』と、『ドクターX』を観ることを勧められたんです。オフの日には必ず家で『ドクターX』を観てましたし、本当に『ドクターX』に救われました」と言うと、その言葉を聞いた米倉が目に涙を浮かべて感動する一幕も。そして、伊藤選手のサイン入りラケットをプレゼントされた米倉は、「ドクターX」では卓球シーンが名物となっていることから「シーンを作ってもらおう!」と即答していた。(須田璃々)