「ドクターX」放送開始!新シリーズの注目ポイントは?
米倉涼子主演の大ヒットドラマ「ドクターX ~外科医・大門未知子~」(テレビ朝日系)の第7シリーズが、14日よる9時から放送開始に。放送を前に本作の注目ポイントを紹介する。(編集部・吉田唯)
舞台はパンデミック下の東帝大学病院
米倉演じる天才フリーランス外科医・大門未知子の活躍を描く人気シリーズの最新作となる本作の舞台は、100年に1度のパンデミックで世界中で医療崩壊が起こるなか、新局面を迎えた日本最高峰の大学病院「東帝大学病院」。これまで外科医として数多くの患者の命を救ってきた大門が東帝大に舞い戻るが、新たな権力が渦巻く東帝大は感染治療と内科を最優先とし、不要不急の外科手術を延期とする方針をとっていた。メスを使わないケミカルサージェリーを推進する内科と、大門、そして別棟の分院へ追いやられた外科は真っ向から対立することになる。
米倉は先日行われたリモート制作発表会見で「実はコロナ禍になり、『ドクターX』を望む方がたくさんいてくださるのはうれしい反面、少し複雑でもありました。2年ぶり、しかもコロナ禍で『ドクターX』をどんな思いで始めていくか、かなり話し合わせていただいた」と語っていたが、コロナ禍で新たにスタートする「ドクターX」で、どんな物語が繰り広げられるのか気になるところだ。
野村萬斎ら豪華な新キャスト!
大門役の米倉はもちろん、内田有紀、岸部一徳、遠藤憲一、勝村政信、鈴木浩介、西田敏行らおなじみのメンバーが再集結するほか、新キャストの野村萬斎が最強の敵・蜂須賀隆太郎を演じる。さらに、蜂須賀に忠誠を誓う“新・御意軍団”として要潤、小籔千豊、杉田かおる、永野宗典が参加。「騎士竜戦隊リュウソウジャー」などで知られる注目の若手俳優・一ノ瀬颯や、宮本茉由、上川周作が研修医役を務める。
大門の恋愛要素もあり!?
先日のリモート制作発表会見で、脚本家の中園ミホは「この2年で、健康な人たちも医療に対する思いがすごく強くなったり、医療従事者の方に尊敬の念を抱くなど、世の中が本当にガラリと変わったと思います。『自粛期間中に全話見ました』など、たくさんの声をいただいて、どれだけ皆さんが『ドクターX』を好きでいてくださるのかをヒシヒシと感じました。今、『次はもっと強くしなきゃな、頑張らなきゃな』と気合いを入れて、最新作を書き進めているところです」と明かしていた。
さらに、中園からは「これまでは大門未知子先生の恋愛をあまり描いたことがなかったんですけど、今回は初めてちょっとその要素も描こうと思っています。相手はこの中のどなたかなんですが……まだ誰かは言えません。蛭間先生かもしれないですし(笑)、そのあたりも期待して見ていただければと思います」と大門の恋愛要素についての話も飛び出した。果たしてその相手が誰なのかも今作の見どころとなりそうだ。
主題歌はAdoが担当
「ドクターX」といえば、SuperflyやP!NKなど超豪華なアーティストによる主題歌も注目ポイントの一つとなっているが、今回の第7シリーズでは人気歌手のAdoが主題歌アーティストに起用された。主題歌「阿修羅ちゃん」の音源は、「ドクターX」初回放送の中で初公開されるという。