『燃えよ剣』ウーマン村本大輔の名バイプレーヤーぶり話題 新選組・山崎烝好演
『関ヶ原』の岡田准一主演・原田眞人監督コンビにより、同作の原作者・司馬遼太郎（遼のしんにょうは点2つ）の同名小説を映画化した『燃えよ剣』（公開中）。本作で、新選組の山崎烝（やまざき・すすむ）を演じるお笑いコンビ、ウーマンラッシュアワー・村本大輔の名バイプレーヤーぶりが注目を浴びている。
本作は、幕府の権力復活を目指す佐幕派と、天皇を中心に新政権を目指す討幕派の対立が深まる幕末期を駆け抜けた新選組の志士たちの刹那的な生きざまを活写する歴史スペクタクル。新選組の面々には“鬼の副長”の異名をとる主人公・土方歳三に岡田准一、局長・近藤勇に鈴木亮平、一番隊組長・沖田総司に山田涼介、初代筆頭局長・芹沢鴨に伊藤英明と豪華な顔ぶれが集結している。
村本が演じる山崎は、大阪町人の出から新選組に入隊し、監察役として情報収集に暗躍する役どころ。これまで俳優としては、映画『at Home アットホーム』（2014）の詐欺師役や、ドラマ「義母と娘のブルース」（2018）のエリートサラリーマン役などで出演。『燃えよ剣』では、村本の芸風である早口のマシンガントークを生かしたかのような演技が注目を浴びている。
とりわけ、映画の見せ場の一つである「池田屋事件」では情報屋として大活躍。SNS上では、名バイプレーヤーとして「いい味出してる」「キャラ立ちしている」と村本に言及する感想が多く寄せられている。（編集部・石井百合子）