浜辺美波、フジ連ドラ初主演 1月期月10枠「ドクターホワイト」で初の医療ドラマに挑戦
女優の浜辺美波が、2022年1月クールのカンテレ・フジテレビ系月曜ドラマ「ドクターホワイト」(毎週月曜夜10時~)でフジテレビ系連続ドラマ初主演を務めることが28日、明らかになった。「金田一少年の事件簿」などで知られる樹林伸の小説「ドクター・ホワイト 千里眼のカルテ」「ドクター・ホワイト 神の診断」に基づく1話完結型の医療ドラマで、浜辺はわずかな情報からいかなる病気も見抜く謎めいた主人公にふんする。初の白衣姿を披露する浜辺は「私自身、医療ドラマがドラマの中でも特別に好きなジャンルで、毎週楽しみに拝見することばかりです。今回はじめて医療ドラマに挑戦することができ、ストーリーに触れること、撮影も放送も全てが楽しみでなりません」とコメントしている。
浜辺が演じるのは、早朝の公園で倒れていたところを、素肌に白衣という出で立ちで発見される雪村白夜(ゆきむら・びゃくや)。彼女は「白夜(びゃくや)」と名乗るも、これまでの記憶を失っており、社会一般常識も持ち合わせていない。しかし、白夜には、ベテランの医師も舌を巻く驚異的な医学知識と天才的な診断能力があり、医師たちの診断を「それ、誤診です!」と覆し患者の命を救っていく。彼女はいったい何者なのか。
白夜がのちに所属することになる総合診断協議チーム、通称「CDT」(Comprehensive Diagnosis Team)は、患者の症状から正しい病名を協議の上で判別する、いわば“診断専門チーム”。原因不明の症状を見たり、各科の診断に力を貸したりする。白夜が、そこに集まったはみだし者たちと軽快なやりとりやチームプレーを繰り広げる。
浜辺にとって連ドラ出演は、今年1月クールの「ウチの娘は、彼氏が出来ない!!」以来。先ごろ、庵野秀明監督の新作で仮面ライダー生誕50周年を記念して製作される実写映画『シン・仮面ライダー』(2023年3月公開)でヒロインを演じることが発表され、話題に。テレビ番組・CMのリサーチを行うエム・データが7月6日に発表した「2021年上半期テレビCM放送回数ランキング」では女性部門の1位に輝いた。
脚本を「アノニマス ~警視庁“指殺人”対策室~」(2021)などの小峯裕之、演出を「竜の道 二つの顔の復讐者」(2020)などの城宝秀則らが務める。
主演・浜辺、原作者・樹林、プロデューサー・河西秀幸のコメントは下記の通り。(編集部・石井百合子)
「ドクターホワイト」は2022年1月スタート、毎週月曜よる10時よりカンテレ・フジテレビ系で放送
主演・浜辺美波
私自身、医療ドラマがドラマの中でも特別に好きなジャンルで、毎週楽しみに拝見することばかりです。今回はじめて医療ドラマに挑戦することができ、ストーリーに触れること、撮影も放送も全てが楽しみでなりません。主人公の白夜は、謎の多い役なのですが、卓越した医学の知識と誰にも負けない診断能力を持っていて、今まで見たことがない主人公です。不思議な魅力やかっこよさがあり、なんだか応援したくなる。そんな白夜を見て、毎週スカッとする爽快感を感じていただきながら、いつのまにか大きな謎にみなさんを引き込んでいけるような…そんなドラマにできたらなと思っております。
原作者・樹林伸
漫画原作のドラマ化はたくさん経験していますが、オリジナル小説からのドラマというのは、私自身、初体験です。漫画の場合は絵があるので想像しやすいのですが、文字だけで書かれた作品がどう演じられていくのか、わからない分だけ楽しみです。主役の白夜を演じてくれる浜辺美波さんもイメージピッタリです。続編の書き下ろし小説も十二月に発売になりますので、よろしくお願いします。
プロデューサー・河西秀幸
原作小説を拝読した際、白夜が医者の誤診を痛快に正すキャラクターや謎の正体が判明していくストーリーの面白さに魅せられ、ぜひともドラマ化をさせていただきたいと熱望しました。そして、キュート&ミステリアスな白夜イメージは絶対的に浜辺美波さんだと思い、熱烈オファーをさせていただきました。地上に降り立った天使のような白夜が少しずつ感情を覚えていく様にクスッと笑ったり、愛(いと)おしさを感じたり。この作品は、そんな白夜の成長観察的なフレーバーで一味違う医療ドラマになっており、浜辺美波さんだからこそ面白くご覧になっていただけると思います。共演者の方々も非常に個性的で演技派揃い(ぞろい)です。こちらの発表もご期待下さい。