奥平大兼が「アクターズ・ショート・フィルム2」に!玉城ティナ監督作で琉花とW主演
俳優の青柳翔、玉城ティナ、千葉雄大、永山瑛太、前田敦子がショートフィルムを制作するプロジェクト「アクターズ・ショート・フィルム2」(2022年2月にWOWOWで放送・配信)の主演キャストが発表された。
演技が話題を呼んだ『MOTHER マザー』の奥平大兼【写真】
「アクターズ・ショート・フィルム」は、WOWOW開局30周年を記念して企画されたプロジェクト。5人の俳優が制作費・制作日数などは同条件のもと、25分以内のショートフィルムを制作。世界から約5,000本のショートフィルムが集まる米国アカデミー賞公認・アジア最大級の国際短編映画祭「ショートショートフィルムフェスティバル&アジア」のグランプリを目指す。今回が第2弾となり、青柳、玉城、千葉、永山、前田の5人が監督を務める。
そして各作品で主演を務めるキャストが発表された。青柳監督作では村上虹郎、玉城監督作では琉花と奥平大兼、そして千葉は監督と主演を兼任し、伊藤沙莉と共にダブル主演を担う。また、永山監督作に役所広司、前田監督作に柳英里紗と三浦貴大が主演として名を連ねる。
注目は玉城監督作に出演する奥平。昨年公開された長澤まさみ主演の『MOTHER マザー』では、社会の底辺で生きるシングルマザーの異常な執着に翻弄される息子を熱演し、数々の映画賞を受賞した。その後もドラマ「レンアイ漫画家」「ネメシス」「恋する母たち」に出演するなど、活躍を見せている。その奥平とともに主演するモデルの琉花は今作が本格的な女優業の初挑戦となる。
ほかにも、Netflixオリジナルシリーズ「今際の国のアリス」などで共演し、親しい友人同士でもあるという青柳と村上をはじめ、ドラマ「いいね!光源氏くん」での共演も話題を呼んだ千葉と伊藤、役所の初監督作『ガマの油』で親子を演じた役所と永山、ドラマ「銭形警部」などで共演した前田と三浦。今回、監督と役者という新たなタッグでどのような作品を生み出すのか、期待が高まる。
なお、WOWOWオンデマンドでは「アクターズ・ショート・フィルム」第1弾が配信中。磯村勇斗、柄本佑、白石隼也、津田健次郎、森山未來が監督を務めた5作品と、その軌跡を辿ったドキュメンタリーを視聴することが可能となっている。(編集部・大内啓輔)
コメント
・村上虹郎
この頃、俳優監督流行ってるなあ、
え、翔さんやるんですか、
出た、どんな感じなんですか、
え、僕ですか、
流行りってちょっと遠ざかりたくなるよなあ、
え、いや、はい。ちゃんとやります!!
・琉花
玉城監督とは何度か撮影でご一緒させていただいていましたが、初監督される作品でまさか自分が出演者としてオファー頂戴するとは思ってもいませんでした。監督とは同い年ということもあり、大変光栄です。セリフがある作品は初めてなうえ、長ゼリフですごく緊張しているのですが、監督・チームのみなさまのお力をお借りして素敵な作品になるよう頑張りたいと思います。
・奥平大兼
玉城ティナさんが監督ということで、呼んでもらえてとても嬉しいのと、今までと違ったわくわく感がありました。オファーをいただいた役柄がとても特殊で、最初に台本を読んだ時にとても興味深かったです。台本を読んでいろんな想像を働かせようと思います。今回の役はお芝居のやり方が今までと違って、雰囲気や表情重視になりそうなので、これまでと違った形でお芝居を考える必要があると思っています。 自分なりに工夫してみたいです。
・伊藤沙莉
共演をきっかけに普段から仲良くしていただいていますが、話していてクリエイティブなことにとても向いている人だなぁと言う印象があったので、千葉さんには今回くるべくしてきている案件!と思いました。笑 そこに私も混ぜていただけるということで、とにかくシンプルにとっても楽しみです。出番の中で会話がほとんどなので作品を観た方が素なのかな? と錯覚するくらい自然に臨めたらいいなと思います。千葉さんからの演出は共演した時に頂いたアドバイスの印象などからなんの不安も心配もありません!
・千葉雄大
このプロジェクトのルールとして、僕自身が出演することがあったことがまずひとつですが、脚本を書いているうちに、自分が演りたくなった、というのが一番かもしれません。その理由として伊藤沙莉さんが出演してくださると決まったことが大きいと思います。伊藤さんが役を通して感じたことを監督として切り取り、役者として受けて立ちたいと思っております。たのしくなりそーです!
・役所広司
瑛太君から直接、電話で出演のオファーがありました。俳優仲間であり友人である彼の新たな挑戦に自分が役に立てるのであればと、永山瑛太組の一員として働こうと決めました。監督と俳優としていい時間を過ごせるよう頑張りたいと思います。永山監督、楽しみです!
・柳英里紗
目の前にハードルがある。私の場合そのハードルを飛ぶか飛ばないか、躊躇と闘い、時間をかけても飛べなかったりする。私の友人の前田敦子さんは私が悩んでる間にどんどんと飛んで飛び終えてを何度も繰り返している。しかも、彼女にしか与えられない高いハードルをいとも簡単に。いや、いとも簡単にみえるように。その姿をずっとそばでみてきた。気がつけば10年ほどたっているが、彼女のその姿をいまだに友人という立場で感じている。これが才能か。彼女は変わり続け魅力を振りまく、私は変わらず彼女を見つめる。「英里紗! わたし監督する!」敦子、また飛ぶんだ。そこにいれてくれるんだ。すごく嬉しい。わたしは初めて躊躇なくハードルを飛ぼうとしている。彼女の飛ぶ先はいつも新しい。こんな楽しみなこと他にないです。
・三浦貴大
今まで俳優として共演してきた前田さんと、今度は監督と俳優という関係性で作品を作り上げられることがとても楽しみです。非常に難易度の高い脚本ですから、どのような化学反応を起こせるか、私自身も俳優として一つステップアップできるのではと思っています。正直撮影前の現段階では、想像しきれてはいませんが、みなさんに楽しんでいただける作品を作っていきたいです。前田監督の作品の一部として、映像に溶け込めるように尽力します。