劇場版『ヒロアカ』第3弾、全米4位デビュー!
全米ボックスオフィス考
先週末(10月29日~10月31日)の全米ボックスオフィスランキングが発表され、堀越耕平の人気コミックが原作のアニメーション映画『僕のヒーローアカデミア THE MOVIE ワールド ヒーローズ ミッション』が興行収入640万3,286ドル(約7億円)で初登場4位に輝いた。(数字は Box Office Mojo調べ、1ドル110円計算)
アメリカでも人気!『僕のヒーローアカデミア THE MOVIE ワールド ヒーローズ ミッション』ギャラリー
劇場版第3弾となる同作では、謎の集団によるテロから人々を救うため、ヒーロー育成高校の生徒たちが“プロヒーロー”たちと共に世界の危機に立ち向かう。1,581館での公開でありながら、より多くの劇場で公開されたギレルモ・デル・トロ製作ホラー『アントラーズ(原題) / Antlers』(2,800館)とエドガー・ライト監督のサイコホラー『ラストナイト・イン・ソーホー』(3,016館)という2本の新作を抑えて4位にランクインする快挙となった。ちなみに、昨年公開の劇場版第2弾『僕のヒーローアカデミア THE MOVIE ヒーローズ:ライジング』も4位デビューを果たしており、アメリカでの安定した強さを見せつけた。
ドゥニ・ヴィルヌーヴ監督のSF大作『DUNE/デューン 砂の惑星』は興収1,541万3,486ドル(約17億円)で2週連続となる首位を記録。続編となる「パート2」が2023年10月20日に全米公開されることも決まった。
『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』はついに中国での公開が始まったものの、新型コロナウイルス対策で13%の劇場が閉鎖となってしまい、オープニング興収は2,825万2,000ドル(約31億円)と伸び悩んだ。しかし、世界興収は6億673万5,929ドル(約667億円)に達し、今年公開のハリウッド映画では『ワイルド・スピード/ジェットブレイク』に続き2作目の世界興収6億ドル(約660億円)突破作となっている。
10月29日~10月31日の全米ボックスオフィスランキングは以下の通り。()は先週の順位。
1(1)『DUNE/デューン 砂の惑星』
2(2)『ハロウィン KILLS』
3(3)『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』
4(初)『僕のヒーローアカデミア THE MOVIE ワールド ヒーローズ ミッション』
5(4)『ヴェノム:レット・ゼア・ビー・カーネイジ』
6(初)『アントラーズ(原題) / Antlers』
7(初)『ラストナイト・イン・ソーホー』
8(5)『ロン 僕のポンコツ・ボット』
9(6)『アダムス・ファミリー2 アメリカ横断旅行!』
10(9)『フレンチ・ディスパッチ ザ・リバティ、カンザス・イヴニング・サン別冊』