『ハリー・ポッターと賢者の石』公開から20年!キャストの現在
本日11月4日、大ヒットシリーズ第1作『ハリー・ポッターと賢者の石』が世界初公開されてからちょうど20年を迎えた。第1作から完結編『ハリー・ポッターと死の秘宝 PART2』まで全8作に出演したダニエル・ラドクリフ(ハリー役)、エマ・ワトソン(ハーマイオニー役)、ルパート・グリント(ロン役)の3人組の現在に迫った。
11歳でハリー役を射止めたダニエルは32歳に。『スイス・アーミー・マン』での万能の死体役から『ガンズ・アキンボ』での両手を銃に改造されたオタク役まで、常に挑戦的な役柄にチャレンジしてきたことで知られる彼は、今年9月に主演コメディードラマ「ミラクル・ワーカーズ(原題) / Miracle Workers」シーズン3の放送がアメリカで終了したばかりだ。同作は作家サイモン・リッチの小説からシーズンごとに異なる作品をドラマ化するアンソロジーシリーズで、ダニエルはシーズン1では“株式会社天国”に勤める下級天使、シーズン2では暗黒時代の王子、シーズン3では牧師にふんした。映画の次回作は来年3月25日に全米公開を控えるコメディーアドベンチャー映画『ザ・ロスト・シティ(原題) / The Lost City』で、演じたのはサンドラ・ブロック&チャニング・テイタムの前に立ちはだかる悪役。また新たな顔を見せてくれそうだ。
ハーマイオニー役のエマ・ワトソンは31歳に。『ストーリー・オブ・マイライフ/わたしの若草物語』(2019)以降は女優業をセーブしており、今年に入ってからはカリフォルニアの実業家で恋人のレオ・アレクサンダー・ロビントンとの婚約&女優業引退が報じられたことも。しかしエマはその後、こうしたウワサはメディアによるクリック稼ぎの方法に過ぎないと切り捨て、「もし何かお知らせすることがあれば、わたしから皆さんにシェアすると約束します」とファンに伝えた。エマはサステナブル(持続可能)なファッションを推進していることでも知られ、先月17日には地球環境問題への取り組みを表彰するために英ウィリアム王子が創設した「アースショット賞」の授賞式でプレゼンターを務めるべく、約2年ぶりとなるレッドカーペットに登場。10着の古ドレスを再利用したドレスを着こなし、ますます磨きがかかった美しさでファンを魅了した。
ロン役のルパート・グリントは33歳に。昨年5月には長年の恋人で女優のジョージア・グルームが第1子女児ウェンズデー・G・グリントちゃんを出産し、めでたくパパに。同年11月には公式Instagramアカウントを開設し、まな娘とのツーショット写真も披露している。近年はテレビドラマ界に活躍の場を移しており、今年6月には、ヒロインの弟役を務めている Apple TV+ のホラー「サーヴァント ターナー家の子守」(M・ナイト・シャマラン製作総指揮)シーズン3の撮影を終えた。『ハリー・ポッターと賢者の石』の世界公開から20年という月日が流れても、ダニエル、エマ、ルパートは三者三様の活躍を続けている。(編集部・市川遥)