桜井玲香「本当に幸せ者」初主演映画を支えてくれた仲間に感謝
桜井玲香が5日、都内で行われた映画『シノノメ色の週末』の公開初日舞台あいさつに登壇。記念すべき初主演映画の撮影を振り返ると同時に、支えてくれえたキャスト・スタッフに感謝の言葉を送った。この日は共演者の岡崎紗絵、三戸なつめ、中井友望、穐山茉由監督も来場。主題歌を担当した佐藤ミキも登場して歌声を披露した。
本作は、元乃木坂46の桜井が映画初主演を果たした青春ストーリー。高校卒業から10年後、元グラビアモデルの美玲(桜井)は、放送クラブの仲間だったアンディ(三戸)、まりりん(岡崎)と取り壊しになる母校に週末ごとに集まり、昔の思い出や現在の不満を語り合うなか、事態は思わぬ方向へと進んでいく。
映画初主演を飾った桜井は「今日から全国公開ということで、なんとも言えない高揚感に包まれています」と心境を吐露。先日11月2日に誕生日を迎えたばかりの岡崎は「26歳になって、新たな気持ちで初日を迎えることができて、とてもうれしいです」と笑顔を見せた。
共演した中井は「桜井さんは乃木坂の初代キャプテンだけど、私にとっては『シノノメのキャプテン』。すごく大切な存在になったし、その仲間に加われたことがうれしかったです」とはにかみ。桜井も「うれしいですね。『シノノメのキャプテン』。いいワードもらったな」と新称号を喜んだ。
三戸は「玲香ちゃんは初主演で、いろんなプレッシャーもあったと思うけど、気さくに話してくれて、引っ張ってくれる感じがあったんです。それは、経験が出てきているのかな」と桜井のリーダーシップについて言及。岡崎も「玲香ちゃんは、キャッキャッと楽しくなる女子高(生)の雰囲気もあったのですが、撮影になると集中して(みんなの)落ち着きを取り戻してくれるので安心感がありました。『シノノメのキャプテン』というのは、まさにそうだと思います」と同感した。
そんな言葉を受けて、桜井は「プレッシャーを感じずにできたんです。でも今、(撮影中に)思っていたことを初めて聞いて、私が気負わないよう、みんなが支えてくれていたんだな、だから楽しんで撮影ができたんだなと気づきました。ありがとうございました」と感謝。続けて「私にとっては最初で最後の特別な作品ですし、このメンバーで一緒にできたことは幸せです。赤の他人である自分のことを、こんなにも支えて一緒に歩もうとしてくれる人がいることに、本当に幸せ者だなと思いました」と感激していた。(錦怜那)