EXILE NAOTO、主演映画で“格好悪さ”を追求!3年越しの公開に喜び
EXILE NAOTO が5日、都内で行われた映画『DANCING MARY ダンシング・マリー』の初日舞台あいさつにSABU監督と登壇し、いかに“格好悪さ”を追求するかにこだわったという撮影の日々を振り返った。この日は、共演の山田愛奈、坂東希、吉村界人も来場した。
映画『DANCING MARY ダンシング・マリー』予告編【動画】
NAOTOにとって長編映画単独初主演となる本作。霊の恋を成就させようと、しがない市役所職員の研二(NAOTO)と霊能力者の女子高生の雪子(山田)が時空を超えていく。監督を『砕け散るところを見せてあげる』などのSABUが担当した。
コロナ禍で撮影から約3年もの月日を経て、ようやく公開を迎えた本作。NAOTOは「久しぶりに(キャストの)みなさんと集まると、全員が大人になっている」と驚きつつ、「楽しかった記憶しかありません。毎日が夢のような時間でした」と笑みをこぼした。
また、出会いによって主人公が変わっていく姿を描いた作品はたくさんあるが、本作は「幽霊と出会うところが斬新」とアピールするNAOTO。劇中の「人は生まれながらにしてお役目がある」というセリフに感銘を受けたことを明かすと、「亡くなってもなお、自分たちの意志を貫いて役目を全うしようとする幽霊たちの姿に研二が感化されるという、本作のど真ん中にそのメッセージが入っているところに魅力を感じます」と語った。
そんなNAOTOについて、SABU監督は「身体能力が高いと噂で聞いていて期待していました。(特に)殺陣のシーンは楽しみで、(激しい殺陣によって)砂埃が立つのをロケハンのときからイメージしていました」と打ち明ける。そして、実際にNAOTOの動きを見たSABU監督は「足元が不安定で、滑るから大変だったと思う」と思いやりながらも「びっくりしました」と舌を巻いた。
NAOTOは「監督が細かく言うタイプではなく、寡黙に見守ってくださるんですが、最後に『ここはグチャグチャで。格好悪いことが格好いいから』と言っていただき、どれだけ格好悪くできるかをお話させていただきました」と思い返す。「普段、格好いい動きを研究するのに、安定していない姿勢や、感情で制御できていないような、真逆の格好悪いことを表現できるかを意識しました」と新たな見せ方にトライしたことを明かした。
この日は Crystal Kayもスペシャルゲストとして登場し、主題歌「ひとりじゃないから」の生歌唱を行った。途中、歌に合わせてダンスパフォーマンスを披露したNAOTOに、Crystal Kay は「めちゃくちゃうれしかったです。ドキドキしていたので、せっかくなら一緒にセッションできたらいいなと思ってラブコールを送りました」と喜び。NAOTOも「光栄でした」と笑みを浮かべた。(錦怜那)