なにわ男子・長尾謙杜、Amazon初製作の日本映画『HOMESTAY』で主演!
ジャニーズ事務所のアイドルグループ・なにわ男子のメンバーとして12日にデビューを控える長尾謙杜が、Amazonが製作する初の日本映画『HOMESTAY(ホームステイ)』で主演を務めることが決定した。本作は、森絵都の名作小説「カラフル」を実写映像化したもので、2022年2月11日から Amazon Prime Video のプライム会員向けに世界同時独占配信される。
本作は、死んだはずの主人公・シロが、「管理人」を自称する謎の人物に、同じく死んでしまった高校生・小林真の体を借りてホームステイ生活を送るよう告げられることから展開する。普段気づくことのできない人の想いや絆の大切さを通じて、シロの心の旅路と成長が描かれる。シロは、真の幼なじみの晶や、真が密かに憧れていた先輩・美月などと関わるなかで、徐々に真の死の真相に近づく。
主人公・シロを演じる長尾は、「俺のスカート、どこ行った?」(2019)でドラマデビュー。本作で映画初主演を果たす。長尾は「初の主演作品ということで、不安や緊張と楽しみが混ざっています。世界配信というのは、実感が湧いていないですが、世界の皆さんに知ってもらえるチャンスですし、『HOMESTAY(ホームステイ)』が良い作品だなと世界の方に感じていただけるように頑張っていきたいと思います」と気合十分だ。
晶役は『ミスミソウ』(2018)、『樹海村』(2021)、『ひらいて』(2021)と話題作に出演する山田杏奈、美月役は、新人女優の登竜門と言われるポカリスエットのCMに出演した八木莉可子が担う。監督は『嘘つきみーくんと壊れたまーちゃん』(2011)、『PARKS パークス』(2017)、『ジオラマボーイ・パノラマガール』(2020)などで知られる瀬田なつきが担当する。
山田は「私が中学生の時、原作を国語の先生に薦められました。生きる上で大事にしたいなと思うことに気づかせてくれる作品だと思います。普遍的なテーマを描いたこの作品が多くの人に届くのは素晴らしいことだと思います。同時に、いろんな人の目にとまると思うと緊張しますが、ワクワクもしています」と語っている。
八木は「作品の見どころは共感性の高さにあると思います。いわゆるハッピーエンドのお話ではなくて、社会の矛盾やいろんな人の想いが交差する世の中を嘘なく描いている作品なので、すごく共感する部分が多いと思います。ファンタジー要素やミステリー要素をポップに描いているので、楽しんでいただきたいです」とメッセージを送っている。
監督の瀬田は、「長尾謙杜くん、山田杏奈さん、八木莉可子さん、眩しく新鮮なコラボレーション、そして、スタッフ・キャスト、みなさんの、力や知恵を合わせて、多彩な要素、感情をぎっしり詰めこんだ作品になりました。自分自身も、この作品を通して、主人公のシロのように、新たな発見や挑戦の多い、忘れられない旅を体験できた気がします。そして、この旅が、世界中のいろいろな場所で観てもらえることが嬉しく、ドキドキしています。たくさんの人に届きますように」とコメントを寄せる。
Amazonスタジオアジアパシフィックの責任者であるエリカ・ノースは、「キャストには実力派の若手俳優たちが集結し、老若男女問わず誰もが共感できる素晴らしい作品を日本のAmazonスタジオ初製作の映画として世界中に届けることができ、とても嬉しく光栄に思います。主人公のシロが体験するミステリアスで驚きに満ち溢れた物語は、必ずや皆様の心を打ち、勇気を与えてくれるはずです。ぜひ楽しみにしていてください」とアピールしている。(編集部・梅山富美子)