「イカゲーム」の次に来る、ネトフリ韓国ドラマは?
「イカゲーム」の世界的な大ヒットで、さらに注目度を増したNetflixの韓国ドラマ。2021年冬以降も続々と新作が控えている。先日、発表されたネトフリの新作ラインナップより、注目の韓ドラ6作を紹介する。(編集部・中山雄一朗)
「地獄が呼んでいる」11月19日配信
大ヒット映画『新感染 ファイナル・エクスプレス』のヨン・サンホ監督最新作。この世のものではない何かが突如、現れ、人間たちを地獄へと突き落とす。人々が恐怖におののく中、この現象を神の裁きだと主張する宗教団体が勢いを増していく。『#生きている』『バーニング 劇場版』のユ・アインが、新真理会という新興宗教団体を率いる謎めいたカリスマを演じる。
「静かなる海」12月配信
「秘密の森」のペ・ドゥナと「トッケビ ~君がくれた愛しい日々~」のコン・ユ共演。砂漠化によって水も食料も枯渇してしまった未来の地球を舞台に、月に派遣された特別チームの隊員たちを描く。その任務は、今や廃墟となった月面の研究施設から謎のサンプルを回収すること。研究施設で起こった事故の隠された真実を暴こうと心に決めた宇宙生物学者をペ・ドゥナ、限られた情報で重要任務を成し遂げなければならない探索チームのリーダーをコン・ユが演じる。
「未成年裁判」2022年1月配信
「ハイエナ -弁護士たちの生存ゲーム-」「シグナル」のキム・ヘスがカリスマ判事を演じ、未成年の事件に向き合う法廷ドラマ。非行に走る未成年を特別嫌悪する判事が、子供たちが社会で直面する問題と、たとえ彼らがより良く生きようとしても、社会がそれを阻んでいる事実に気付いていく。
「ザ・サウンド・オブ・マジック(英題) / The Sound of Magic」配信時期未発表
日本でも大ブームとなった「梨泰院クラス」のキム・ソンユン監督が手掛けるヒューマンファンタジー。早く大人にならざるを得なかった少女と、大人なのに子供のままでいようとする謎めいた魔術師を描く。廃墟の遊園地で暮らす魔術師リウル役に「都会の男女の恋愛法」のチ・チャンウク、現実を必死に生きる少女ユン・アイ役に『スタートアップ!』のチェ・ソンウン、そのクラスメイト役に「女神降臨」のファン・イニョプ。
「グリッチ(英題) / Glitch」配信時期未発表
「ヴィンチェンツォ」で注目を浴びたチョン・ヨビン主演。謎の光線の中に消えていった人々の行方を追うUFOクラブのメンバーたちの物語。世間からは冷めた目で見られるであろう彼らの特別ミッションを、スリルとユーモアあるサスペンスとして描く。チョン・ヨビンは恋人の行方を追う過程で、UFOクラブのメンバーたちと共に未知の存在と奇妙な謎に直面することになる主人公にふんする。脚本は「人間レッスン」のチン・ハンサイ。
「ペーパー・ハウス 韓国版」配信時期未発表
スペインの大人気ドラマ「ペーパー・ハウス」を韓国リメイク。朝鮮半島を舞台に、“教授”によってスカウトされた犯罪のプロによる強盗団と人質、そしてその強盗団に立ち向かう特殊部隊が描かれる。『スウィンダラーズ』のユ・ジテ、「イカゲーム」のサンウ役で注目のパク・ヘス、米ドラマ「LOST」のキム・ユンジンら出演。