西島秀俊&中村倫也「仮面ライダーBLACK SUN」光太郎・信彦役でダブル主演!
俳優の西島秀俊と中村倫也が、東映の人気特撮「仮面ライダーBLACK」を『孤狼の血』などの白石和彌監督がリメイクする配信作品「仮面ライダーBLACK SUN」で主演を務めることが、21日に開催された「TAMASHII NATION ONLINE 2021」内の配信番組で発表された。
オリジナル版の「仮面ライダーBLACK」は、創世王が率いる暗黒結社ゴルゴムの次期創世王候補=世紀王に選ばれた青年とその親友がたどる、過酷な運命を描いたテレビシリーズ。当時、多くの子供たちと特撮ファンを熱狂させた話題作が、白石監督の手で配信作品として蘇る。
西島が演じるのは、怪人と人間との狭間で揺れ動く戦士・仮面ライダーBLACK SUN (ブラックサン)に変身する主人公・南光太郎(みなみこうたろう)。中村は、仮面ライダーSHADOWMOON(シャドームーン)へと変身するもう一人の創世王候補にして、思想の違いから光太郎と対立する親友・秋月信彦(あきずきのぶひこ)を演じる。
西島も中村も「仮面ライダー」作品初出演。西島は、白石監督とも初タッグとなり「白石監督なのできっと深い深い社会派の人間ドラマになると思います。大人の皆さんが楽しめる、さらに子供たちが心の中に仮面ライダーを持って生きられる、そんな作品にします! 全力で、命がけでチャレンジしたいと思っています」と意気込みをコメント。中村も「白石監督らしく、しっかり人と人の物語や歴史、カタルシス、さらに仮面ライダーの持つかっこよさや、ブラックの持つ痛みなど、たくさん味わえる作品になる予感がしています」と完成が待ちきれない様子だ。
「仮面ライダーBLACK SUN」の展開時期は2022年を予定。脚本は『凶悪』『ひとよ』などの白石監督作品や『東京リベンジャーズ』などを手掛ける高橋泉が担当。『シン・ゴジラ』などの樋口真嗣が仮面ライダーや怪人の魅力を引き出すビジュアルコンセプトを、ウルトラシリーズの田口清隆が特撮監督を務める。この日の配信番組では「仮面ライダーBLACK SUN」のティザービジュアルや、劇中に登場するブラックサンの愛機・バトルホッパーの実機なども公開された。(編集部・入倉功一)
仮面ライダーBLACK SUN/南光太郎(みなみこうたろう)
日蝕の日に生まれ、怪人たちの頂点である「創世王」の候補となるべく改造された。怪人と人間との狭間で揺れ動く、優しさを胸に抱いた哀しき宿命の戦士。変身することで仮面ライダーBLACK SUN となる。
仮面ライダーSHADOWMOON/秋月信彦(あきずきのぶひこ)
光太郎と同じ日、同じ時に生まれたもう一人の「創世王」候補。親友として光太郎と共に育った、高潔な心の持ち主。だが、やがてその思想によって光太郎と対立する。変身することで仮面ライダーSHADOWMOONとなる。