劇場版『銀河鉄道999』『さよなら銀河鉄道999』ドルビーシネマ版上映決定
漫画家・松本零士が企画・原作・構成を担った人気アニメの劇場用長編アニメーション1作目『銀河鉄道999』(1979)が2022年1月14日から、2作目の『さよなら銀河鉄道999 -アンドロメダ終着駅-』(1981)が2022年1月21日から、ドルビーシネマ版として全国7館の劇場で順次公開されることが決定した。
ドルビーシネマ版では、最新鋭のHDR(ハイ・ダイナミック・レンジ)フォーマットであるドルビービジョンによって、従来の何倍もの輝度やコントラストを表現。フィルムが本来持つ美術・背景の細部や暗くて視認できなかったシーンをより豊かに映し出す。さらに、天井を含むあらゆる方向から流れるサウンドで、より臨場感を増した立体音響技術ドルビーアトモスにより、大迫力のアクションを体感することができる。
発表に伴って、予告編が公式YouTubeで、解説動画が公式サイトで公開。予告編では、鉄郎の声を担当した野沢雅子によるナレーションとゴダイゴが歌う主題歌にのせて、ファンの記憶に残る名シーンが鮮やかに蘇る。また解説動画では、現存する劇場版『銀河鉄道999』のHDリマスター版とアップグレードされたドルビーシネマ版の映像を見比べながら、初の5Kスキャン・4Kリマスター・HDR化によって、35mmマスターポジフィルムの情報が鮮やかに再現されたシーンの違いを見ることができる。
上映劇場は、丸の内ピカデリー、T・ジョイ横浜、MOVIXさいたま、ミッドランドスクエアシネマ、MOVIX京都、梅田ブルク7、T・ジョイ博多の7館。さらに、2022年5月11日には、両作品の 4K ULTRA HD Blu-ray 発売も決定。設定資料ブックレットや復刻台本、復刻絵コンテなどの特典をセットにした初回生産限定版も発売される。(編集部・入倉功一)