土屋太鳳、テレビ東京初主演「優しい音楽」新春ドラマSP放送決定
テレビ東京の新春ドラマスペシャル「優しい音楽~ティアーズ・イン・ヘヴン 天国のきみへ」が1月7日(夜8時~)に放送することが決定し、土屋太鳳が主演することが明らかになった。相手役は永山絢斗が務める。
本作は、「そして、バトンは渡された」で本屋大賞を受賞した瀬尾まいこによる原作を、「ひよっこ」の岡田惠和が脚本化し、『Fukushima 50(フクシマフィフティ)』の若松節朗が演出を務めるヒューマンドラマ。鎌倉を舞台に、奇妙な出会いを経て惹(ひ)かれ合うようになった男女が、それぞれの忘れられない過去から新たな一歩を踏み出す姿を描く。土屋演じる鈴木千波は、北鎌倉の洋館に家族と住む女子大生。ある日、江ノ電の駅でタケルと出会い、運命の歯車が回り始める。
テレビ東京ドラマ初主演となる土屋は「命を育む樹が大地に深く根を張るように、この作品が突き刺す様々な思いが観てくださる方々の心の中で力強い根となり、命への新たなパワーを育むことを心から祈っています」と作品に込めた思いを明かした。一方、千波に一目ぼれする永居タケル役の永山は「少し変わった2人の変わった恋愛の物語で、それぞれの境遇から起こってしまう感情の摩擦だったり、人間誰しもが持つ清濁の両面も大切に表現出来るよう尽力します」と意気込みを語った。(今井優)
キャスト陣のコメント全文は以下の通り。
土屋太鳳:鈴木千波役
「演じた役が観てくださる誰かと出会い、心の友として一緒に人生を歩んでほしい。」私が初めてそう願ったのは、16歳の時でした。撮影所に創られた教室で芽生えた小さな願いは、10年経った今、役に向き合う際の大きなエネルギーとなっています。私がテレビ東京さんを通して出会う作品は、なぜかどれも命に向き合うテーマを持っていました。「優しい音楽」は、私が女優として向き合ってきたそのテーマを、ある意味、総括するような存在になるのではないかと予感しています。命には形がありません。どこから、なぜ来て、どこに、いつ行ってしまうのかも分かりません。分からないからこそ人は目の前にある命を愛おしみ、守りたいと願うのだと思いますし…その願いが届かなくなる事実も、存在するのだと思います。この作品は、その事実を柔らかく包みながらも目をそらすことを赦さず、深く優しく心に突き刺します。命を育む樹が大地に深く根を張るように、この作品が突き刺す様々な思いが観てくださる方々の心の中で力強い根となり、命への新たなパワーを育むことを心から祈っています。そして先輩方を全力で追いかけ、千波として生き、音楽の力を信じて、届けたいと思います。
永山絢斗:永居タケル役
冒頭から不思議な会話のキャッチボールに釘付けになって、あっという間に読み終えていました。
瀬尾まいこさんの原作も読ませていただきましたが、これまた読みやすく、とても面白かったです。
そこに岡田惠和さんの素敵な味付けが加わり、まさに新春に観ていただきたいドラマになる事、間違いはないです。
若松監督を始め、豪華なキャストの中で自分の名前だけが場違いのようで震えていますが、出せる力を出し切って楽しんで演じたいと思います。
少し変わった2人の変わった恋愛の物語で、それぞれの境遇から起こってしまう感情の摩擦だったり、人間誰しもが持つ清濁の両面も大切に表現出来るよう尽力します。
土屋太鳳さん、どんな方なのだろう。
皆さま楽しみにしていてください。