赤楚衛二&町田啓太「チェリまほ」映画化!安達と黒沢のその後描く<本人コメントあり>
昨年10月期に放送されて話題となったドラマ「30歳まで童貞だと魔法使いになれるらしい」(テレビ東京系)が映画化され、『チェリまほ THE MOVIE ~30歳まで童貞だと魔法使いになれるらしい~』として、2022年4月8日に劇場公開されることが決定した。赤楚衛二、町田啓太らキャストが続投し、安達と黒沢のその後が描かれる。
「チェリまほ」の愛称で親しまれている豊田悠の人気コミックをドラマ化した同作は、童貞のまま30歳を迎えたことにより“触れた人の心が読める魔法”を手に入れた安達(赤楚)とイケメンで仕事もできる同期・黒沢(町田)の初々しい恋愛が描かれた。
放送直後は「チェリまほ」が日本、タイ、韓国、ベトナムなどでTwitterのトレンド入りを果たし、いまや200以上の国や地域で観られるまでとなった。さらに、ギャラクシー賞「月間賞」「マイベストTV賞第15回グランプリ」、ザテレビジョンドラマアカデミー賞で最優秀作品賞を受賞。最終回放送後は、“チェリまほロス”の声が相次ぎ、動画配信サービス「TSUTAYA プレミアム/TSUTAYA TV」の見放題作品において歴代最高の視聴数を記録するなど反響を呼んだ。
映画版では、赤楚、町田をはじめ、浅香航大、ゆうたろう、草川拓弥(超特急)、佐藤玲、鈴之助らおなじみのレギュラーキャストが出演。また、今後追加キャストが発表される予定だ。監督はドラマに引き続き『チア男子!!』などで知られる風間太樹、脚本は『恋は雨上がりのように』『フォルトゥナの瞳』の坂口理子が担当する。
赤楚は映画化について「『チェリまほ』映画化、チェリまほの撮影時の段階で続編あったらやりたいよねと話していたのですが遂に叶いました。それもすべてチェリまほを愛してくださった皆様のおかげです。ありがとうございます」と喜び、町田は「スタッフの皆様、赤楚くんはじめ共演者の方々、最高のチームでどんな物語をつくっていけるのか新たな挑戦が楽しみでなりません」と語っている。
ドラマの最終回では、クリスマスイブにお互いの気持ちを確認し合うという感動のエンディングを迎えた。晴れて“魔法使い”も卒業したかのように思われたが……映画版の2人のその後が気になるところだ。(編集部・梅山富美子)
コメント全文
■赤楚衛二
「チェリまほ」映画化、チェリまほの撮影時の段階で続編あったらやりたいよねと話していたのですが遂に叶いました。それもすべてチェリまほを愛してくださった皆様のおかげです。ありがとうございます。この作品は丁寧な心情描写の中にある一歩踏み出す勇気、人を想う気持ちの大切さを学ばせてもらえた僕の宝物です。町田啓太くん、風間監督、本間Pをはじめとした素敵なチームでもう一度作品を携わらせていただけるのは心から嬉しく思います。ぜひお楽しみくださいませ。
■町田啓太
魔法のような機会をいただけて光栄です。またあの世界に入れるのは「チェリまほ」を通じて出逢えた皆様のおかげです。本当にありがとうございます。そして楽しみにしていてください。「チェリまほ」は僕の人生にとって大切な心持ちをたくさん教えてくれた作品。この映画を観てくださる方の心に、僕が作品と皆様からもらえた優しい温かさをお届けできたらと思っています。スタッフの皆様、赤楚くんはじめ共演者の方々、最高のチームでどんな物語をつくっていけるのか新たな挑戦が楽しみでなりません。
■監督:風間太樹
それからの2人のこと、仲間たちのこと、この一年たくさんの想像をしました。放送を終えてからも、言葉を届け続けてくださった皆さんの存在があったからです。全員で作り上げた「チェリまほ」という世界が揺るがず大切であり続け、その過程にあった葛藤も、今は愛おしく思えます。映画化に臨む原動力は、あのとき、作品と向き合ったひとりひとりの眼差しにあります。心を見つめ合うという作品性が産んだコミュニケーションを変わらず大切に、まずは再会を楽しみたいと思います。
■プロデューサー:本間かなみ(テレビ東京)
ドラマの時、応援してくださった皆さんにたくさんの国に連れて行ってもらい、たくさんの人に届く作品に育てていただきました。そして、ついには映画化です。楽しんでいただけるようにがんばります。
■原作者:豊田悠
応援してくださった皆様のおかげで最終回で閉じた豊川のエレベーターがまた開くことになりました。チェリまほが映画になるなんて本当に夢のようです! 感謝しかありません。映画館でまたドラマチェリまほの世界の皆さんと再会できるのを楽しみにしております。