城桧吏、山崎貴監督『おばけずかん』メインキャストに!500人超から抜擢
映画『万引き家族』『都会のトム&ソーヤ』などの城桧吏(15)が、映画『ALWAYS 三丁目の夕日』『STAND BY ME ドラえもん』シリーズなどの山崎貴監督の新作映画『GHOSTBOOK おばけずかん』(2022年7月22日公開)でメインキャストに抜擢された。人気童話シリーズ「おばけずかん」(作:斉藤洋/絵:宮本えつよし)に基づく冒険ファンタジーで、城は主人公の4人の子供のうち一人を演じる。4人の子供たちは500人以上の中からオーディションで選ばれ、城は「監督や周りのスタッフの方々が、とても優しく話しかけてくれて毎日が楽しい撮影でした! 一つ一つのシーン、どのように表現するかを考えながら、山崎監督と一緒に一樹を作り上げました!」と撮影を振り返っている。
本作は、“どんな願い事も叶えてくれる一冊の本=おばけずかん”を手に入れた子供たちを待ち受ける試練、出会いと別れを描く物語。「おばけずかん」を手に入れたことで、おばけの住む不思議な世界へと迷い込んでしまう子供たちに城、柴崎楓雅、サニーマックレンドン。不思議な世界で彼らが再会する同級生に吉村文香。大人キャストでは新垣結衣が教師に、神木隆之介が古本屋の謎めいた店主にふんする。
城が演じる坂本一樹は、本人いわく「怖がりで頼りないところがありますが、優しくて友達思い」。撮影中は「共演者のみんなとも、撮影の合間に読み合わせをしたり、ここのシーンをどう動くのかなどを一緒に考えたりもしました」と言い、先生役の新垣に「クランクアップの時に新垣結衣さんが1人ずつお手紙を書いて下さって、とても素敵で優しい方だと感じました」と感激した様子。
ティザー映像では、一樹らが「おばけずかん」を開いたことから摩訶不思議な出来事に遭遇するさまが見られ、自在に動いて姿を変える家や学校から立ち上る巨大な空間に向かう一樹たちなど、山崎監督のVFXを駆使したシーンの数々に魅せられる。
城は、2018年にカンヌ国際映画祭でパルムドールを受賞した是枝裕和監督の『万引き家族』で主人公一家の息子役をオーディションで勝ち取り天才子役として注目を浴びた。以来、累計発行部数2,500万部を突破するヒット漫画を実写化した映画『約束のネバーランド』(2020)や葛飾北斎の少年期を演じた『HOKUSAI』(2021)などに出演。「都会のトム&ソーヤ」(2020・2021)で初の映画・ドラマ主演を務めた。(編集部・石井百合子)