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『ハッシュパピー ~バスタブ島の少女~』子役の一人、銃殺される

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映画『ハッシュパピー ~バスタブ島の少女~』でのジョンシェル・アレクサンダーさん(一番左)
映画『ハッシュパピー ~バスタブ島の少女~』でのジョンシェル・アレクサンダーさん(一番左) - Fox Searchlight Pictures / Photofest / ゲッティ イメージズ

 映画『ハッシュパピー ~バスタブ島の少女~』で主人公ハッシュパピー(クヮヴェンジャネ・ウォレス)の友達ジョイ・ストロングを演じたジョンシェル・アレクサンダーさんが米ルイジアナ州ニューオーリンズで銃殺された。22歳だった。

【画像】ジョンシェル・アレクサンダーさん

 ニューオーリンズのタイムズ=ピカユーン紙によると、ジョンシェルさんと身元不明の男性は現地時間11月27日午後9時頃、車中にいたところを銃で撃たれた。ジョンシェルさんはその場で死亡し、男性は自力で車を走らせ病院へ向かったという。犯人はまだ捕まっていない。

 『ハッシュパピー ~バスタブ島の少女~』はルイジアナで撮影され、アカデミー賞で作品賞など4部門ノミネートを果たした2012年の映画。嵐の危険が迫る、現代社会から取り残された小さなコミュニティ“バスタブ島”と、そこで暮らす子供たちを描いた。ベン・ザイトリン監督はルイジアナの子供たち4,000人をオーディションし、6歳の主人公ハッシュパピー役を決定。当時12歳のジョンシェルさんは年齢の問題から主役の座は逃したものの、彼女の存在感に魅了されたザイトリン監督によって、ハッシュパピーの友達ジョイ・ストロングにキャスティングされた。ジョンシェルさんには1歳の娘もいる。(朝倉健人)

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