永瀬廉、初めて見上げる東京タワーにドキドキ!?「見ちゃいけないものを…」

　永瀬廉（King & Prince）が13日、東京タワーで行われた映画『真夜中乙女戦争』の完成披露イベントに登壇。永瀬は初めて訪れた東京タワーを見上げて「スカートの中を覗いているみたい」と意外な感想を打ち明け、会場の笑いを誘った。

永瀬廉＆池田エライザ＆柄本佑が東京タワーに集結！イベントの様子【写真】

　本作は、「いつか別れる。でもそれは今日ではない」などで知られる作家・Fのベストセラー小説の実写映画化。平凡で退屈な日々を送る大学生の“私”（永瀬）が自分自身と東京を破壊するまでの夜と恋と戦争が描かれる。

　物語を象徴する東京タワーに初めて訪れた永瀬は「『初めて』が自分の映画の完成披露試写会で、めちゃめちゃ光栄です。東京タワーの偉大さに改めて感動しています」としみじみ。また、ステージ設置場所が東京タワーの内側だったため、見上げる永瀬は「こんな感じなんやというか、見ちゃいけないものを見ている気がする。スカートの中を覗いているみたい」と思わぬ感想で笑いを誘いつつ、「正面から見てもキレイですけど、内側から見ると鉄骨の組み型が幻想的」と魅了された様子を見せた。

　作品の感想を求められると「我ながら、スタイリッシュで格好いい」と満足気。試写会でFが「ニヤリとしてくれた」ことも明かし、「満足していただいたのかな」と自信をのぞかせる。続けて「素晴らしい方々と一緒に仕事をしてこられたという実感を得られたので、（試写後は）うれしさと感動で茫然としていました」と打ち明けた。

　この日は、美しく知的な先輩役の池田エライザ、人の心を一瞬で支配する謎の男・黒服役の柄本佑も来場。永瀬は二人について「最初は怖かったんですよ。あんまり喋らないタイプなのかなと心配していたのですが、全然いらなかったです」と語り、「変なノリにも付き合ってくださるので、姉貴と兄貴に囲まれながら楽しく撮影をしていました」と回顧。

　対する池田も「おとぼけ三姉弟みたいな感じ」と思い返しながら「でも、永瀬さんが切羽詰まった役だけど、（撮影の合間は）違ったので、永瀬さんがもっと集中していたら話しかけなかった」と永瀬のオンオフの切り替えについて触れる。永瀬は「褒めてくれてんのかな？　と思うんですけど、『集中してない奴』と聞こえる人もいるから危ない……。ちゃんと力を込めて向き合ってましたよ！」と危惧しながらもしっかりアピール。柄本は「自分の人生を諦めている（“私”役の）死んだ魚の目が見事でした」と称賛し、「周りを緊張させない魅力を持っているので、こっちも普通にいれたと思います」と感謝した。（錦怜那）

映画『真夜中乙女戦争』は2022年1月21日より全国公開