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『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』米批評家の初期リアクションが好評 歴代最高との声も

アメリカでは今週末から公開!
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 映画『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』が現地時間13日、アメリカ・ロサンゼルスで行われたワールドプレミアでお披露目された。レビュー公開に先立ち、現地のジャーナリストたちはSNSを通して、鑑賞直後のリアクションをネタバレなしで投稿している。

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 『スパイダーマン:ホームカミング』から始まった新シリーズ三部作は、本作をもって完結を迎える。米大手映画チケット販売サイトFandangoのエリック・デイビス氏は、「『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』は歴代最高のスパイダーマン映画と断言できる。スリリングでエモーショナルな『ホームカミング』三部作の完結編であると同時に、20年にわたるスパイダーマン映画に対する最高でスマートなトリビュートでもある」と完成度の高さを絶賛しながら、歴代屈指のスパイダーマン映画誕生を明言している。

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 Comicbook.comのブランドン・デイビス氏も、「『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』は間違いなく史上最大で最も感動的。ひょっとすると今までで一番最高なスパイダーマン映画かも」と好意的なツイート。The Hollywood Reporter のアーロン・カウチ氏も「涙が出てきた。観客の大歓声を聞いたのは『アベンジャーズ/エンドゲーム』ぶりだ」と作品が持つエモーショナルな一面に触れている。

 2016年の『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』からスパイダーマンを演じてきた、主演のトム・ホランドへの賛辞も見られた。「トム・ホランドは素晴らしい。三部作の中で最も最高のパフォーマンスだ。彼のスパイディ・バトルは素晴らしく、ピーター・パーカーとしてのジャーニーは、ユーモアと逆境の絶妙なバランスを兼ね備えている」(エリック・デイビス氏/Fandango)、「トム・ホランドは再び、彼がなぜスパイダーマン/ピーター・パーカーに相応しい人物なのかを私たちに証明してくれる。ファンたちは喜ぶでしょう」(ウェンディ・リー氏/ハリウッド批評家協会会員)。

 また、ドクター・ストレンジ(ベネディクト・カンバーバッチ)の呪文で発生するマルチバース(いくつもの並行世界)の仕掛けに驚くジャーナリストも。Colliderのペリー・ネミロフ氏は、「マルチバースは私の予想をはるかに超えていた。爽快かつ感動的で、大変満足いく要素だ」と評価している。

 グリーン・ゴブリン役のウィレム・デフォー、ドック・オク役のアルフレッド・モリナ、エレクトロ役のジェイミー・フォックスら歴代ヴィランの再登場も話題となっている本作。全米では今週17日より劇場公開され、日本では3週間後の2022年1月7日より公開となる。(編集部・倉本拓弥)

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