菅田将暉、大河「鎌倉殿の13人」源義経初ビジュアル
小栗旬主演の2022年大河ドラマ「鎌倉殿の13人」(1月9日スタート、NHK総合ほか)から、菅田将暉演じる源義経のビジュアルが16日、同作の公式Twitterで公開された。
本作は、鎌倉時代を舞台に、源頼朝(大泉洋)にすべてを学び武士の世を盤石にした二代執権・北条義時(小栗)が、いかにして武士の頂点に上り詰めたのか、その足跡を通して権力闘争のパワーゲームを描く物語。脚本を大河ドラマ「新選組!」「真田丸」などの三谷幸喜、語りを長澤まさみが担当する。
菅田が演じる源義経は頼朝の弟で、悲劇の天才武将。性格は欠点ばかりだが、戦場では恐るべき才能で次々と奇跡を起こす。菅田にとって、大河出演は2017年放送の「おんな城主 直虎」(虎松/井伊直政役)以来。主演の小栗とはドラマ「獣医ドリトル」(2010)、「リッチマン、プアウーマン」(2012)、映画『銀魂』シリーズ2作(2017・2018)、『キャラクター』(2021)などで度々共演。先ごろ放送終了した小栗主演のTBS日曜劇場「日本沈没-希望のひと-」では主題歌を提供していた。
本作への出演発表時、菅田は「『悲劇の武将』といわれ、ドラマチックに描かれることが多い人物ではあるけれど、意外と創作されているエピソードも多く実体がよくわからないところが演じるうえでは興味深いと思っています。いつも歴史上の人物や実在の方を演じるときに心がけているのは、“血の通わせ方”“綺麗事で終わらせない”ということ。特に義経は綺麗なイメージがあるので、生々しく、義経は生きていたんだと僕自身も実感しながら演じていきたいです」と意気込みを語っていた。(編集部・石井百合子)