神尾楓珠、“まえだまえだ”前田旺志郎に笑いのセンスを褒められご満悦
神尾楓珠が18日、都内で行われた映画『彼女が好きなものは』の公開御礼トークイベントに前田旺志郎、三浦りょう太と登壇。プライベートで一緒にフットサルやサウナなどを楽しむ仲の三人は、友達ノリで楽しいトークを繰り広げた。
浅原ナオトの小説「彼女が好きなものはホモであって僕ではない」を原作に、ゲイであることを隠しながら生活する男子高校生・安藤純(神尾)と、BL好きの女子同級生・三浦紗枝(山田杏奈)との恋愛を通じ、世間にはびこる“ふつう”という価値観とのギャップに向き合う男女の姿を描いた本作。
本作が映画レビューサービスで5点満点中「4.1点」という高いスコアをキープしていることを伝えられた神尾は、「すごい。『食べログ』で4.1だったら絶対行くもんね」とにっこり。また、「撮影をしている時はいいものになっている感覚があったんですけど、実際に観ると、こうした方がよかったな……と思って不安でした。でも、皆さんがいい感想をくれるので、どんどん自信になっています」と感謝した。
純と紗枝のクラスメイト・高岡亮平を演じた前田は「社会的にマイノリティと呼ばれる人たちとの関わり方を、この映画を観てあらためようと思ったというコメントを見ると、僕自身もこの映画に出た意味があってうれしいです」と満足そうに語った。
同じくクラスメイトの小野雄介役の三浦は、「(インターネット上で)『三浦さんと亮太がよかった』と書いてあって面白かった」と報告。実はこれ、山田演じる三浦と、前田演じる亮平を亮太と間違えて書き込んだコメントのようで、三浦は「俺はどこにも入っていないけど、結果的に俺(三浦りょう太)になったの。俺も褒めてほしかった。悲しい奇跡」と笑っていた。
友達ノリのトークでイベントを盛り上げる三人。そんな中、あらためて互いの好きなところを問われると、神尾は「旺志郎はエネルギーがあり、ふざける時はふざけるし、真面目な話もできるし、一緒にいて楽しい。りょう太は誘ってくれるところ」と返答。加えて、「りょう太は周りにイジられている時の対応がかわいい」と話すと、三浦は「イジってくるの君だけどね。すっごい上から……」と年下の神尾にぼやきながらも「めっちゃかわいいと言ってくれる」と笑顔をのぞかせる。
前田は「楓珠はギャップ萌え。ツンとしてそうな顔なんですけど、しゃべるとめちゃくちゃ面白くて笑いのセンスがある」と絶賛。前田は以前、兄弟お笑いコンビ「まえだまえだ」で活動していたことから、神尾は「よっしゃ。元芸人さんに褒められている」と手放しで喜んだ。一方、前田が三浦について「誘ってくれるところ」とイジると、三浦は「これからも二人を誘い続けるわ。俺から行かないと(関係が)終わっちゃう」と嘆いていた。(錦怜那)
映画『彼女が好きなものは』は公開中