ドラマ「最愛」最終回、犯人予想白熱 誰でもおかしくない!?
本日(17日)、最終回を迎える吉高由里子主演のTBS系金曜ドラマ「最愛」(毎週金曜夜10:00~)。劇中でこれまで3人の人物が死亡しているが、いずれの事件も真相は明かされておらず、すべては最終回に持ち越されることに。犯人は一体誰なのか……? 3つの事件は同一犯によるものなのか? 残るのは絶望か希望か? 結末に注目が集まっている(※9話までの詳細に触れています)。
本作は、吉高演じる製薬会社の社長・真田梨央と、梨央の初恋の相手で刑事の宮崎大輝(松下洸平)、梨央とその家族を守ろうとする弁護士・加瀬賢一郎(井浦新)らが15年前に起きた殺人事件を巡って交錯するサスペンスラブストーリー。これまでに死亡したのは、15年前に梨央に危害を加えようとしたのち失踪した大学院生・渡辺康介(朝井大智)と、その父で息子の行方を追っていた昭(酒向芳)。梨央が代表を務める「真田ウェルネス」の寄付金詐欺疑惑を追っていた記者の橘しおり(田中みな実)。
渡辺康介の死亡については、梨央の弟・優(高橋文哉)の携帯動画に、幼い優が正当防衛で康介を刺す様子が収められていたが、それが致命傷になったのかはわからないまま。さらに、15年前に急死した梨央の父(光石研)は、自身が康介を殺害したと告白するメッセージ動画をパソコンに遺していた。また昭が死亡した日に梨央が彼と会っており、事件に優が関与した疑惑もあった。
そして、第7話のラストで変死した橘。彼女は、実は15年前に梨央と面識があり、康介に暴行された過去があった。橘が、寄付金詐欺に手を染めていた後藤専務(及川光博)を追い詰めていたこともあり、後藤が橘を殺害した可能性も。しかし、事件が公になると梨央の母・梓(薬師丸ひろ子)は会社、梨央を中傷から守るために後藤の詐欺行為の罪を被るかたちで警察に出頭。橘の死の真相は持ち越された。
前話のラストでは、大輝とその後輩で富山県警刑事の藤井(岡山天音)が衝撃的な会話をしているところで終わっていたが、その会話によると藤井は梓に会っており、大輝は15年前の事件の現場にいたという。
ネット上では犯人考察が展開されており、渡辺親子を殺害した犯人候補として挙がっているのは、事件当時記憶を失っていた梨央、会社と家族を守るために尽くしてきた梓と加瀬弁護士、病を患い記憶が飛ぶことのある優、挙動不審な様子の藤井、そして梨央を愛する大輝。「誰が犯人でもおかしくない」と予想が盛り上がっている。(編集部・石井百合子)