後藤久美子の娘エレナ、日曜劇場「DCU」で女優デビュー!謎のキーパーソン役
阿部寛が主演するTBS1月期放送の日曜劇場「DCU」(毎週日曜夜9時~)に、後藤久美子の娘であるエレナ アレジ 後藤が出演し、女優デビューすることが明らかになった。
本作は、海上保安庁に新設された、水中の捜査に特化した架空の組織「DCU」を舞台にしたオリジナルドラマ。「DCU」とはDeep Crime Unit(潜水特殊捜査隊)の略称で、水中未解決事件を解明することを目的としたスペシャリスト集団という設定だ。従来の海上水域だけでなく警察の捜査では困難な、危険極まりない日本全国の河川や湖など、あらゆる水中に潜り、隠された証拠を探し、事件を解決する。阿部がDCUの隊長・新名正義を演じ、横浜流星が新名とバディを組む瀬能陽生を演じる。
フランス出身でモデルとして活動しているエレナは、本作で演技に初挑戦する。謎多き外国人マリア・シルバ役で、ドラマの序盤から中盤にわたってのキーパーソンとなる。殺人事件の捜査線上にマリアが浮上し、日本語学校に通う彼女を調べていくと、犯人と思しき男とのつながりが判明するという設定だ。演技にプレッシャーを感じていたというエレナだが「母もセリフを覚えるのを手伝ってくれて、『一緒に会話するだけだからナチュラルにやっていけば大丈夫』とアドバイスをくれました」と母である後藤の支えもあり、集中して役に挑んでいることを明かした。
本作にはそのほか、山崎育三郎、趣里、高橋光臣、春風亭昇太、市川実日子、中村アン、岡崎体育らが出演する。
コメント全文は以下の通り。
エレナ アレジ 後藤
この仕事が決まった時、ちゃんと演技が出来るのかなとプレッシャーを感じていました。事務所に入ってから演技のレッスンは少ししていましたが、その時は日本語も今のようにスムーズに話せなかったので、演技以前の“日本語のレッスン”という感じでした。今は日本語を理解して喋れるようになりました。日本へ来たばかりの時は、仕事用の日本語を知らなかったので“お疲れ様です”とかそういう言葉を勉強しました。
演技に関しては監督が何度もリハーサルをしてくれたのでとても助かりました。そのおかげで頑張れる気がしました。母もセリフを覚えるのを手伝ってくれて、「一緒に会話するだけだからナチュラルにやっていけば大丈夫」とアドバイスをくれました。今は、目の前のことに集中して頑張ります。
プロデューサー・伊與田英徳
初めて彼女にお会いしたのは4~5年前のスイス大使館のイベントでした。その時に彼女を見て、自然体なんだけど何故か目が彼女に向くという、オーラといいますか、気品のある華やかな印象を受けました。今回この役を誰にオファーするか考えた時にその時のことを思い出したんです。今回の役は実は地味な設定ではありますが、その中で強い意志を持っているキーウーマンです。彼女の存在感が、うまく役にいかせたらいい形になるのではないかと思い、思い切ってオファーしました。彼女なら、何かやってくれそうだと思えたんです。実際撮影に入ってみると、マリアという役に向かっていく熱を感じています。素晴らしい女優さんと出会えてよかったと思っています。