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神木隆之介、子役時代から23年ぶり!鶴田真由と親子役で共演

(C) 筒井哲也/集英社 (C) 2022映画「ノイズ」製作委員会

 俳優の神木隆之介が28日公開の映画『ノイズ』で、子役時代から23年ぶりに女優・鶴田真由と親子役で共演を果たした。

【画像】当時11歳!子役時代の神木隆之介

 本作は、映画化もされた「予告犯」などで知られる筒井哲也のコミックが原作のサスペンス。過疎化が進む猪狩島に暮らす青年・泉圭太(藤原竜也)は、島で生産を始めた黒イチジクが話題になり、復興の期待を一身に背負っていた。しかし、ある日、島を訪れた不審な男を誤って殺してしまったことから、圭太や島民の運命は大きく狂っていく。

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 神木が演じるのは、圭太の弟的存在で、故郷の猪狩島にある駐在所での勤務が決まったばかりの新米警察官・守屋真一郎。殺人を隠ぺいするべく、圭太に協力することになる。鶴田がふんするのは真一郎の母・仁美で、二人は神木が1999年、初めてレギュラー出演したテレビドラマ「グッドニュース」でも親子役で共演していた。

 当時について神木は「鶴田真由さんは本当に素敵な方です。当時僕は子供だったので母が現場に付いていたのですが、うちの母にも本当によくしていただき、神木家はお世話になりました。5歳の僕が話しかけても、『うんうん』と聞いてくださっていて、感謝しています」と振り返る。

神木隆之介

 それから23年、本作で再び共演し、「今回、『ノイズ』で鶴田さんとドラマ『グッドニュース』の撮影ぶりにお会いでき、そしてまた親子になれたのがすごく嬉しかったのですが、なんだかちょっと照れくさかったです。現場では、鶴田さんに『本当に大きくなっちゃって~』とずっと言われていました」と照れ笑い。

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 「そんな鶴田さんとの共演シーンの中ではやはり、親子の会話シーンはぜひ見てほしいです。母の愛情を感じ、子も母へ大きい愛情を持っているんだなと思うシーンです。そのシーンがあるからこそ、真一郎の複雑な葛藤が心痛くなります。僕が5、6歳の時から23年ぶりの、時を超えた親子を見てほしいです」と思いを込めた。

 一方の鶴田も「今回、神木さんとのシーンを演じさせていただいているとき、その息子の顔の奥に子供時代の可愛らしく愛おしい姿が重なって見えました。過去の思い出が、まるで現在に重なっているかのような擬似的体験でした」と感動。

 「脚本には描かれていない部分を想像しながら演じているときよりも、リアル感を持って時間の層が厚くなっているのです。長く役者をやっているとこんな体験も出来るのか、と嬉しくなりました」とコメントした。23年の時を超えた親子役に注目だ。(編集部・中山雄一朗)

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