朝ドラ、上白石萌音の言葉に涙する人続出
NHK連続テレビ小説「カムカムエヴリバディ」で初代ヒロイン・安子を演じる上白石萌音のクランクアップ時の様子が番組公式Twitterで紹介され、上白石の言葉に涙する人が続出した。
制作統括を務める堀之内礼二郎チーフプロデューサーから、「安子編」クランクアップ時の上白石の様子を教えてもらったとして、番組公式Twitterにて披露された今回のエピソード。安子として最後のカットを撮り終わり、花束を受け取った上白石は笑顔で共演者やスタッフへの感謝を述べた後、ぐっときた表情で言葉を紡いだという。
「幸せな時間でした。やる前は、朝ドラのヒロインを一年務めるのは本当に大変だなって思っていたんです。でも今はそれがこんなにも幸せな時間だったんだってわかって、初めて、その一年という時間が心底うらやましいと思ってしまいました。私はこれで離れることになってしまいますが、最後に、一つだけお願いが。どうか、どうか、娘のるいのことをよろしくお願いします」
上白石の心からの言葉を聞き、その場にいた全員が涙を流したと紹介された。
このツイートに「朝から泣いた」「なんて素敵な人」「想いに泣けた」「号泣」と感動する人が相次ぎ、上白石に対して「本当に素晴らしかった」「素晴らしい安子をありがとう」と感謝の言葉が送られている。
朝ドラ史上初となる3人のヒロインで紡ぐ「カムカムエヴリバディ」(月~土、総合・午前8時~ほか、土曜は一週間の振り返り)は、戦前から戦後、そして令和の時代に、ラジオ英語講座と共に歩んだ母から娘へとバトンをつなぐ、三世代100年のファミリーストーリー。初代ヒロイン・安子を上白石、二代目ヒロイン・るいを深津絵里、三代目ヒロイン・ひなたを川栄李奈が演じる。「ちりとてちん」を手掛けた藤本有紀によるオリジナル作品で、主題歌はAIの「アルデバラン」。語りは城田優が担当している。
物語は、深津が二代目ヒロインを務める「るい編」に突入した。年内の放送は12月28日まで、年明けは2022年1月3日から放送される。(清水一)