『スパイダーマン』トム・ホランド、若きジェームズ・ボンド映画を売り込むも失敗していた
映画『スパイダーマン』シリーズのトム・ホランドが、ソニー・ピクチャーズに“若きジェームズ・ボンド映画”を売り込むも失敗していたことが明らかになった。トム本人が Total Film に語った。
【画像】『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』でのトム・ホランド
現在ではボンド映画の配給権はソニーからMGMとユニバーサルに移っているが、『スパイダーマン』シリーズでソニーと仕事をしてきたトムはかつて、自身をボンド役として売り込んでいたとのこと。「『スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム』の最中か後にソニーとミーティングをして、僕が思い付いた“若きボンドの映画”を売り込んだんだ。それはジェームズ・ボンドのオリジンストーリーでね。(今思えば)本当に意味不明だった。うまくいかなかった」と試みが失敗に終わったことを明かすと、「子供の夢物語で、ボンド財団は特に興味を示さなかったと思う」と続けていた。
ただし、このミーティングは全くの無駄に終わったわけではなく、ソニーが進めていた人気ゲーム「アンチャーテッド」の実写映画化企画の方向性を決めることになった。トムは「“若きボンドの映画”というアイデアから、(「アンチャーテッド」シリーズの主人公)ネイサン・ドレイクのオリジンストーリーができるかもしれないというアイデアが生まれ、そこから話し合いが進んでいったんだ」と振り返っている。トムが若きネイサン・ドレイクを演じた『アンチャーテッド』は今年日本公開の予定。トム主演の『スバイダーマン』シリーズ第3弾『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』は本日公開。
ちなみに、ダニエル・クレイグの後を継ぐ7代目ジェームズ・ボンド探しは、今年行われるとされている。(編集部・市川遥)