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衝撃走る…遠藤憲一「ミステリと言う勿れ」1話で4か月の撮影

「ミステリと言う勿れ」初回より
「ミステリと言う勿れ」初回より - (C)田村由美/小学館(C)フジテレビジョン

 菅田将暉主演の月9ドラマ「ミステリと言う勿れ」(フジテレビ系、毎週月曜21時~21時54分放送)初回放送後の11日、ドラマの公式Twitterでベテラン刑事・薮鑑造を演じた遠藤憲一がクランクアップを迎えた際の動画が公開され、わずか1話での退場に衝撃が走った(※一部ネタバレあり)。

【写真】完成披露イベントにも参加していた遠藤憲一

 本作は、累計発行部数1,300万部突破の田村由美の同名漫画を原作に、菅田演じる天然パーマがトレードマークの大学生・久能整(くのう・ととのう)が淡々と自身の見解を述べるだけで難事件や人の心の闇を解きほぐしていくミステリー。90分スペシャルで放送された初回では、整の近所の公園で起きた大学生殺害事件の顛末が描かれた。自宅で大好物のカレー作りをしていた整の元に警察官・薮鑑造(遠藤)、池本優人(尾上松也)が現れ、整は近所で起きた殺人事件の容疑者として任意同行、事情聴取を受けることに。ところが整は刑事たちの矛盾点をズバズバと突き、「面倒くさい」整に刑事たちは困惑。整が刑事たちが人知れず抱える悩みに寄り添う「お悩み相談」のような展開もありつつ、そこから事件の意外な事実が浮かび上がっていくさまが視聴者を驚かせた。

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 遠藤が演じていたのは、署内で仕事の鬼、刑事の鑑(かがみ)と呼ばれていた警部補。家族よりも仕事を優先し、妻と一人息子を事故で亡くした際にも捜査現場を離れられず、みとることができなかった過去を持つ。クライマックスで整と対峙する場面では遠藤の涙を誘う名演が「鳥肌立ちました」「さすがです、泣けます」と大いに話題を呼んだが、突然のクランクアップ報告には視聴者も仰天。

 公式Twitterでは「まさか、1話終わりですぐにクランクアップ動画を出すことになるとは(涙マーク)1話で4か月間、長かったですね #遠藤憲一 さん、最高のお芝居をありがとうございました」のコメントと共に、遠藤がスタッフから花束を受け取る様子を収めた動画を公開。遠藤は「俳優人生の中で一話の出演で4か月もやったの初めてです」と話していた。

 薮の退場は原作通りだが、9日に行われた完成披露イベントにも遠藤は参加しており、とりわけ原作を未読の人には「まさか1話で終わるとは」「てっきりレギュラー出演と思っていた」とショックが大きかったよう。

 また、原作ファンも遠藤がはまり役だと絶賛する声が多く、「本当に1話だけとは…」「やっぱり終わりなんだ」「寂しいです」「もっと薮さんと整くんの掛け合いを見てみたかったです」とロスの声が続々上がっている。(編集部・石井百合子)

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